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【瀬田ミニ展観】ーONLINE-


今回の瀬田図書館の展観は『おうち時間になにやる?おすすめ電子書籍厳選5選!』です!

なんと、今回の展観はここ、図書館HPでの実施となり、ご紹介する本はすべて電子書籍です。
ですので、“図書館に来なくても”スマートフォンやパソコンで読むことができます!

本の読み方は、
①この下の図書紹介で資料タイトルの下にあるリンクにアクセスする。
②その先のページの書誌詳細にある「IDENT」の欄のリンクから電子書籍にアクセスする。
これだけです!

☆なお、ご自宅など、学外からの閲覧には「VPN接続」が必要です。
(VPN接続については、図書館HPの図書館オリエンテーション動画「学外から電子書籍を読む方法」や、
「資料を探す」タブの「データベース一覧」のページをご覧ください。)

☆また、学外からアクセスの際に発生する通信料はご自身での負担となります。ご注意ください。

それでは、オンライン展観『おうち時間になにやる?おすすめ電子書籍厳選5選!』スタートです!

1.おうち時間といえば映画!そんな貴方へ
・仕事道楽 : スタジオジブリの現場 / 鈴木敏夫著
 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/EB32112149

-ジブリに興味がなくても-
自宅でゆっくり映画を観るのもいいですね。では、その舞台裏に興味はありませんか?
この本は、あの「スタジオジブリ」の映画作りについて書かれた本です。
もし映画に興味がなくても、何かを作りたい人には、きっと響くところがあると思います。
「そこまでやるか!?」「そんな風に決まったの!?」と仰天すること必至です。
タイトルの「仕事道楽」――好きなことを仕事にする、というのは綺麗事かもしれません。
けれど、それで成されたことがここにあります。挑戦する勇気をもらえる一冊です。

2.おうち時間に作家デビュー!そんな貴方へ
・一億三千万人のための小説教室 / 高橋源一郎著
 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/EB32112088

-自分にしか書けない小説を-
小説がお好きなら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
「自分でも書いてみたい」と。
とはいえ小説を書くのは難しい。しかしそれは当然のことなのです。
そしてそうでありながらも、逆に全く難しいことではないとも言えます。
なぜならそれは—―続きは本書で!
小説を書くとはどういうことなのか。
本書を読みながら、ゆっくりじっくり考えてみるのはいかがでしょうか。

3.おうち時間に楽器を始めよう!そんな貴方へ
・学校で教えてくれない音楽 / 大友良英著
 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/EB32112161

- “もういちど” 音楽を始めてみませんか?-
音楽はお好きですか?でしたら楽器を始めてみてはどうでしょう。
聴くのは好きだけど、自分でやるのは難しそう…と思っている方におすすめしたいのがこの本です!
学校の音楽の授業が大嫌いだった著者が、音楽家として音楽の楽しさを語ってくれます。
音楽の自由さに、気持ちがスッと楽になる一冊です。

4.おうち時間に絵を描こう!そんな貴方へ
・ヒトはなぜ絵を描くのか : 芸術認知科学への招待 / 齋藤亜矢著
 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/EB32112353

-モリー画伯を知っているか!?-
モリー画伯は、大型類人猿界では名の知れたアーティスト、オランウータンの画家です。
(おとぎ話ではなく)。そう、絵を描くのは人間だけではありません。
しかし、ヒトと動物の絵には違いがあります。
では、その違いとは?そしてヒトならではの絵を描く理由とは?
そこには「認知」――モノの見方が関わっていました。
一見代わり映えしない「日常」も、見方が変われば新鮮な発見に満ちています。
世界の見方が変わる一冊です。


5.おうち時間に…なにをしよう?そんな貴方へ
・アナキズム : 一丸となってバラバラに生きろ / 栗原康著
 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/EB32112537

-何をしたらいいかわからない?全然大丈夫!-
この本は、とにかくすごい本です。
最初の一文目から、もうすごい。ちょっと引用してみましょうか。

『チャンチャンチャチャ―ン、チャンチャチャチャチャチャーーーン♪
チャーンチャーンチャチャーン、チャーチャチャチャチャチャーーーン♪
どえれえやつらがあらわれたァ!』

すごい。どえれえ。ちょっとやばい本なのかと思った方、ご安心ください。
こちら、正真正銘、岩波書店の「現代人の教養」シリーズです。
筆者がアナキズムをその筆致でもって体現した本書は、
何かやりたい気持ちが湧き上がってくる、そんなパワーあふれる一冊です。

以上、厳選5冊になります。
皆様のおうち時間の充実の一助になれば幸いです。

「本を語る夕べ」(7月10日 小島 勝先生)の開催について

 昨年度に引き続き、今年度も大宮図書館で「本を語る夕べ」を実施します。

「本を語る夕べ」では、先ずスピーカーが本をもとにした様々な話題を提供します。

  そして、それをもとに参加者の方々とフリートークを重ねていきます。あなたも、「本を語る夕べ」に参加して、新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけてみませんか。

 

☆スピーカー

  小島 勝先生(元図書館長,名誉教授)

☆本

 『人間であること』

   時実 利彦(著),岩波新書,1970年

☆対象

 本学図書館入館資格のある方で御興味があれば、どなたでも

☆日時

 2018年7月10日(火)17時~18時30分

☆場所

 大宮図書館2階 ナレッジコモンズ

<主      催> 龍谷大学図書館

<本企画問い合わせ> o-lib@ad.ryukoku.ac.jp

















  

 



【瀬田ミニ展観】レポート・論文展(前期編)


 大学生となり初めてレポートや論文を書くことに困っている方も多いことでしょう!!
そもそもレポートと論文との違いがわからない?そのような方でも分かりやすく、
レポート・論文について学ぶことができる展観となっています。
 卒論作成に向けて、準備したいという方にも興味を持っていただけるような資料も展示
しておりますので、どなたでもお気軽にご利用ください。


 期間:2020年7月1日(水)~8月28日(金)
 場所:瀬田図書館本館1階 ミニ展観コーナー

主な展示資料
・『だれも教えなかったレポート・論文書き分け術』
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32038310
・『レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド』
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21618469
・『理系のためのレポート・論文完全ナビ』
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21619855
・『あしか : 大学生のための表現力トレーニング』
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32004117
・『学生による学生のためのダメレポート脱出法』
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21579339

【大宮ミニ展観:7/3~7/31】地震~記録と考察~

今からちょうど100年前の大正12年(1923)9月1日、相模湾北西部を震源とする関東大震災が発生しました。関東大震災は、近代化した首都圏を襲った唯一の震災であり、甚大な被害を及ぼし、社会に大きな衝撃を与えました。その後も、近くは、平成7年(1995)に発生した阪神淡路大震災、平成23年(2011)に発生した東日本大震災など、多くの大地震が発生しており、その都度、私たちの生活に影響を与えています。

近年では防災の意味も込めて、震災の出来事を風化させてはならないという考えの下、各地で地震を記録として残すなどのさまざまな取り組みがなされています。

今回の展示では、関東大震災の直後に西本願寺が発行した小冊子『震災テールス』と江戸時代後期に地震のメカニズムについて著された『地震考』を展示いたします。関東大震災の当時の状況に触れるとともに、天災である地震を解明しようとした人々の姿を知っていただければ幸いです。

地震~記録と考察~展示風景

<実施報告>「やさしい日本語」基礎講座

草図書館では、「やさしい日本語」基礎講座を実施しました。全4回(66日、7日、13日、14日)の実施でしたが、40名を超える参加者があり、当初予定していたよりも、このことに関する学生さんの関心の高さが窺えました。講座開講後に、ちょうど大阪北部地震が起きました。地震の当日はニュース画面にも、「電車の運転見合わせ」の情報が出ていましたが、たとえばこの「見合わせ」といった表現も、日本語に慣れていない外国の方には、理解しにくかったのではないでしょうか。「やさしい日本語」の重要性について、あらためて考えさせられることとなりました。

 

今回の講座を実施していただきました近藤正憲先生から、下記のとおり講座を終えられての一文を寄せて頂きました。「やさしい日本語」の世界を、これを機会に多くの学生さんに知って頂ければと思います。
  ☆近藤先生からのお薦め本

やさしい日本語 : 多文化共生社会へ』庵功雄著. 岩波新書、 2016
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21629708

 「やさしい日本語は日本を救う」近藤正憲

  

今回日本人学生の皆さんに「やさしい日本語」についてのお話をさせていただく機会をいただき、ありがとうございました。

毎回10人を超す参加者に恵まれ、若い皆さんから関心を持っていただいたことを大変うれしく思いました。

「やさしい日本語」とはそのままでは理解しにくい日本語を人為的な加工を施して誰にでも理解しやすい情報を提供する試みです。

今の私たちの身の回りには外国人がたくさんいます。繁華街に行けば多くの外国人観光客がいて、コンビニにはアルバイトの留学生がいる。そのような環境が、もはや当たり前になってきています。また、私たちの食生活や消費生活を成り立たせている生産現場、建設現場、介護や医療の現場には、欠くことのできない存在として外国人の労働者が存在しているのです。そして、こと日本国内の定住外国人についていえば、英語よりも日本語のほうが理解しやすい言語なのです。

「やさしい日本語」の実践は日本人自身が日本語と言う母語を使って、今まで意思疎通ができなかった人とコミュニケーションする方法です。これは日本語母語話者にとっては難解な外国語を身につけるような難行苦行ではなく、間違いなく「易行」です。

「やさしい日本語」は外国人だけではなく情報弱者である年少者、高齢者、障害者にもやさしく、当然ながら健常者にとってもやさしい日本語です。そして「やさしい日本語」は「やさしい日本人の心の中」にあります。

これからも、ぜひ多くの皆さんに関心を持っていただきたいと思います。