投稿日時: 2018/11/05
大宮
大宮図書館では、11月1日(木)2講時に【真宗学文献研究B】の講義公開企画を実施しました。
講義担当の文学部准教授 能美潤史先生の御協力により実現しました。
企画内容の詳細は以下を参照ください。
https://library.ryukoku.ac.jp/index.php?key=bbmuagf19-1807#_1807
今回の講義では、真宗学では必須となる『御文章』についてとりあげられました。
大宮図書館所蔵資料の一つに 蓮如上人の後継となられた実如宗主が証判されたもののうち、
一冊本の貴重資料を所蔵しています。
今回、大宮図書館内ナレッジコモンズ貸切による講義使用ということで貴重資料の閲覧許可を頂き、
講義で用いて頂きました。
当日の参加者は、他講義と重複する木曜日2講時開催であった影響もあり、受講登録者外の参加の方は
少数にとどまりました。
能美先生からは、
・御文章とは何か
・御文章の形態・様式
・御文章を編纂、証判された実如宗主の人物像
・御文章の書写の特徴
について、講義頂きました後、貴重資料を実際に手にとって閲覧頂き、随所の記載内容を御教授
頂きました。
今後もこうした企画がなされた場合、図書館利用者の皆さんもよろしければ御参加頂き、新たな発見を
して頂ければと思います。