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【大宮図書館ミニ展観】佛教児童博物館について

投稿日時: 2020/11/02 大宮
 現在、龍谷大学には仏教総合博物館として、龍谷ミュージアムが開設されています。
 90年余り前に、当時の龍谷大学図書館の建物(現在の瀬田キャンパス樹心館)の中に、佛教児童博物館が開設されていました。
 佛教児童博物館は、当時教授であった中井玄道氏を中心にして、昭和3年(1928)3月の創立発起人会により、視覚的教育を主とする資料を蒐集・展示し、学校教育を
補完することを設立目的としていました。
 佛教児童博物館は、常設陳列台を持たない博物館であった為、小学校・日曜学校などへの貸し出しや、蒐集資料による講演会開催、児童の作品展観を企画していました。
 佛教児童博物館の活動期間は約20年ほどでしたが、欧米の「子どもの博物館」の活動を参考にしながら開設された博物館であり、当時としては、画期的な博物館でした。
 今回の展示では、佛教児童博物館が蒐集していた資料の一部を展示いたします。資料を通して博物館の活動を知って頂ければ幸いです。
   展示期間は、2020年11月2日から2021年1月28日までの予定です。