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【瀬田ミニ展観:8/1~9/30】若山牧水生誕140周年

投稿日時: 07/25 瀬田

2025年は若山牧水(1885年8月24日~1928年9月17日)生誕140周年にあたります。「幾山河 越えさり行かば 寂しさの終てなむ国ぞ 今日も旅ゆく」若山牧水の有名な歌としてまず挙げられるのはこの歌ではないでしょうか。旅の孤独と人生の果てへのあこがれを詠んだ代表作です。牧水は「孤独」を肯定的にとらえていて、孤独の中でこそ人間らしさが見えると考えていたようです。旅を愛し、日本各地に歌碑があるほど生涯にわたって旅をしては各所で歌を詠むという、自然や旅、酒、恋をテーマにした短歌が多く祖朴で情感豊かな言葉で人々の心を打ち今もなお多くのファンに愛されています。この機会に若山牧水の作品にふれてみてください。

展観期間:2025年8月1日(金)~2025年9月30日(火)
展示場所:瀬田図書館本館1階展観D(新館への通路脇)

主な展示資料
『若山牧水歌集』
『若山牧水 : 旅とふる郷「抄」』
『小説若山牧水 : 酒と恋と漂泊の歌人』
『新編みなかみ紀行』
『牧水の心を旅する』
『新編幾山河』