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ライティングセンター共催企画展 「選ぶ」
近ごろ話題のアメリカ大統領選挙。誰を選ぶのでしょう。この関連のニュースを見ていると、ふと思いませんか? 選ぶべき人がいない、でも、選ばなければならない…。この話題、そもそも多くの人は他人事に思っているかもしれません。なぜなら、私たちの日常ではないから。
そう思って、日常を見まわしてみると、私たちの生活は選ぶことにあふれていると気づきます。今日なにを着ようか、お昼になにを食べようか、講義に出るか出ないか…。
後悔しないように慎重に選ぶこともあれば、言われるがまま、何の意識もしないまま選ぶこともあるでしょう。普段よく口にする言葉など、いちばん意識していないでしょう。
選びとった結果が、自分の将来、ひいては社会の将来を決めていくことになります。あるいは、自分が選ばれる立場になることもあります。
こんなふうに考えてみると、私たちは実に多くの「選ぶ」に左右されていることがわかります。
そんな「選ぶ」ということの本質は、一つの賭けであり、ほかの可能性を捨てるということです。これからの「選ぶ」のために、下記開催の期間に並んだ本を読んでみませんか。
記
期 間 : 2016年11月1日(火)~12月16日(金)
場 所 : 瀬田図書館本館地下1階 ナレッジコモンズ(瀬田)
ナレッジスクエア
選書リスト:
・坂井豊貴『多数決を疑う 社会的選択理論とは何か』岩波新書、081/イワナ/4- 1541
・林信吾・葛岡智恭『日本人の選択 総選挙の戦後史』平凡社、081/ヘイホ/378
・別役実編『日本幻想文学集成⑥宮澤賢治』国書刊行会、918. 6/ニホン/6
・村山涼一『就活を採用者視点で科学する』日本経済新聞出版社、 377.9/ムリシ
・工藤保則『カワイイノ社会・学』関西学院大学出版会、361. 5/クヤカ
・難波功士『「就活」の社会史』祥伝社新書、377.9/ナコシ