講習会などのイベント
第七回「私のお薦め本コンテスト」の館長講評文と受賞作本文を公開します。
図書館では、学部生・短大生の皆さんを対象とした第七回「私のお薦め本コンテスト-My Favorite Book-」を実施しました。
今年度は、13篇の作品の応募があり、大賞1篇と優秀賞4篇が入選となりました。
表彰式は、12月20日(木)12時30分から、深草図書館B1階ナレッジコモンズで行われ、受賞者のみなさんに図書館長から、表彰状と副賞が手渡されました。
お薦め本コンテストは来年度も実施予定ですので、皆さん奮ってご応募ください。
【館長講評文】
第七回「私のお薦め本コンテスト」館長講評文.pdf
【受賞者一覧】
<大賞>
藤本 夏凜 (経営学部 経営学科 3年)
『注文をまちがえる料理店』小国士郎著、あさ出版、2017.
<優秀賞>
山田 京花 (政策学部 政策学科 3年)
『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている:再生・日本製紙石巻工場』佐々涼子著、早川書房、2014.
<優秀賞>
西川 輝 (理工学部 電子情報学科 1年)
『カルピスをつくった男三島海雲』山川徹著、小学館、2018.
<優秀賞>
山口 絢子 (文学部 哲学科 4年)
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦著、角川書店、2006.
<優秀賞>
檜浦 大河 (経済学部 1年)
『ヤバい経済学:悪ガキ教授が世の裏側を探検する』スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー著;望月衛訳、
東洋経済新報社、2007.
【受賞作本文】
優秀賞『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている:再生・日本製紙石巻工場』.pdf
優秀賞『カルピスをつくった男』.pdf
優秀賞『夜は短し歩けよ乙女』.pdf
優秀賞『ヤバい経済学:悪ガキ教授が世の裏側を探検する』.pdf
【表彰式の模様】
受賞者の皆さんと審査員(新田図書館長、三原文学部教授、杉村図書館事務部長)
【コンテストへ応募された方々へ:参加賞の受け取りについて】
今回応募された方で、残念ながら入賞されなかった方については、参加賞をお渡しいたします。参加賞の受け取りについては、作品を提出された図書館のカウンターで、学生証を提示して申し出てください。
なお受取時間は、2019年1月29日までの「図書館開館日(平日)の開館時間~17時まで」とします。
「2020年度 学生Web選書」を配架しました!
例年は市内の大型書店に出向いて行っていた学生選書ですが、2020年度はコロナ禍を勘案して、初めてのWeb選書を実施しました。学生選書メンバーを12月に募集したところ、9名の応募があり、オンラインの選書ツールを使って、図書館に置いて欲しいと思う本を選んで頂きました。選ばれた本は、深草図書館2階の学生選書コーナーに配架しています。蔵書検索システムを使えば、大宮図書館や瀬田図書館での受け取りも可能です。皆さんのお気に入りの本を見つけて、読書をお楽しみください。
<2021年度の学生選書について>
2021年度も学生選書は実施予定です。実施方法について、Web選書を継続するか、大型書店での現地選書に戻すかどうかについては、まだ確定していません。実施方法等が確定しましたら、図書館ホームページなどでお知らせしますので、その折には、皆さんの積極的なご参加をお待ちしています。
【瀬田ミニ展観:1/9~1/28】山本有三没後50周年
2024年は山本有三(1887年7月27日~1974年1月11日)没後50周年にあたります。大正期半ばに劇作家として出発し『生命の冠』『同志の人々』などで地歩を固めました。大正末期から小説の世界に進出し『波』『女の一生』など理想主義の立場から、人生の意味を平明な文体で問いかけ、健全な市民文学として広範な読者の共感をよびました。戦後は参議員議員として文化国家の建設に貢献し、特に国語国字問題に力を注ぎ、当用漢字や現代かなづかいを制定し、国立国語研究所設立の中心になるなど、多くの功績をのこし、1965年には文化勲章を受章しています。国語の教科書に掲載されていた『心に太陽を持て』は1935年に刊行されました。満州事変や五・一五事件などが続く困難な時代に子ども達へ心の糧や博愛精神をあたえたかったのでしょう。現代に生きる私達の心にも大きく響くのは別の意味で困難な時代になってきているからではないでしょうか。この機会に山本有三の世界に触れてみてください。
展示期間:2024年1月9日(火)~2024年1月28日(日)
展示場所:本館B1階 展観D(新館側)
主な展示資料
『生命の冠』
『同志の人びと』
『生きとし生けるもの』
『波』
『女の一生』
『路傍の石』
関連サイト
三鷹市山本有三記念館
文化勲章
2017年4月展観 「新入生応援!大学生活のいろは」
瀬田図書館では、これから始まる大学生活を図書で応援します。
学習に役立つ図書だけではなく、料理や防犯など一人暮らしに役立つ図書や
図書館を使いこなす秘訣を紹介した図書なども展示しています。
在学生の方も、この機会に是非手にとってみてください。
展観資料は、貸出可能です。どうぞご利用ください!
【企画内容】
テーマ : 「新入生応援!大学生活のいろは」
日 時 : 2017年4月3日(月)~2016年4月28日(金)
場 所 : 瀬田図書館 本館1階 階段前
学生スタッフによる広報誌『Libれぽ!』(Vol.9)が完成しました!
『Libれぽ!』は、学生目線を基本にした広報誌で、年1回の割合で発行しており、今回Vol.9が発行されました。『Libれぽ!』は、編集素材の選定や記事の作成を、ライブラリーサポーターを中心とした学生スタッフが担うことにより、親しみやすい・手軽な図書館広報を目指しています。
ライブラリーサポーターは、2013年度から発足(瀬田図書館は2015年度~)し、図書館イベントを中心に、これまで様々な活動を展開してきました。今年度は、コロナ禍で対面の催しが開催できませんでしたが、オンライン・ビブリオバトルやWeb選書などオンラインでの初めての活動を、手探りながら実施しました。
新年度は、対面の活動の再開も視野に入れつつ、その特性を活かしてオンラインの行事も継続していければと思っています。
『Libれぽ!』は各図書館のカウンターで配布していますので、是非手にとってお楽しみください。
https://library.ryukoku.ac.jp/Guide/page_id25
<Vol.9の内容>
☆ライブラリーサポーターの任命式(オンライン)を行いました。
☆ライブラリーサポーターの募集動画の音声吹き込み
☆ライブラリーサポーターおすすめのデータベース紹介
☆ライブラリーサポーターのお薦め本
☆【瀬田ミニ展観】ライサポ企画
☆オンライン・ビブリオバトルに参加して
図書館では、継続してライブラリーサポーターの募集を行っています。ライブラリーサポーターの活動に興味・関心のある方は、下記のアドレスまでお問い合わせください。
biblio@ad.ryukoku.ac.jp
【瀬田ミニ展観:1/9~1/28】防災とボランティア週間
「防災とボランティアの日」は毎年1月17日、その前後の1月15日から1月21日までが「防災とボランティア週間」です。平成7(1995)年1月17日未明に発生した阪神・淡路大震災は死者6,434名、負傷者約4万4千名、全壊・全焼等の家屋被害約26万戸に及ぶ甚大な被害をもたらしました。戦後発生した地震災害としては東日本大震災に次ぐ被害規模です。龍谷大学においても被災地区に居住する学生・保護者約1,600世帯が被害を受けました。炊き出しや瓦礫の撤去など被災者支援のため多くのボランティアが震災直後から現地に入り活動を続け、ボランティア活動の重要性が改めて認識された年でもありました。日本は地震大国です。常日頃からの防災意識が不可欠です。そしてあなたがボランティアとして支援する、あるいは支援を受ける日が来るかもしれません。
展示期間:2024年1月9日(火)~2024年1月28日(日)
場 所:瀬田図書館 本館1階 展観D(新館への通路脇)
主な展示資料
『富士山噴火に備える』 『科学』編集部編. -- 岩波書店
『地球の未来のため僕が決断したこと : 気候大災害は防げる』 ビル・ゲイツ著 ; 山田文訳. -- 早川書房
『大災害と情報・メディア : レジリエンスの向上と地域社会の再興に向けて』 三友仁志編著. -- 勁草書房
『できることをしよう。 : ぼくらが震災後に考えたこと』 糸井重里, ほぼ日刊イトイ新聞著. -- 新潮社
『震災ビッグデータ : 可視化された「3・11の真実」「復興の鍵」「次世代防災」』 阿部博史, NHKスペシャル「震災ビッグデータ」制作班編. -- NHK出版
『若者たちの震災復興』 『農山村再生・若者白書2012』編集委員会編. -- 農山漁村文化協会
関連サイトへのリンク
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センター
滋賀県社会福祉協議会災害ボランティアセンター
大津市社会福祉協議会災害ボランティアセンター
龍谷大学ボランティア・NPO活動センター
【瀬田ミニ展観:10/3~11/11】覗いてみよう ノーベル賞の世界
日本人受賞者も多いノーベル賞は、6つ分野において後の世を大きく変えた人物に贈られます。そこで今回は、龍大にも関わりのあるノーベル平和賞を受賞されたユヌス博士や日本人受賞者をはじめ、受賞者の著書や関連資料を集めました。研究者・学者として皆様の大先輩にあたる受賞者たちはいかにして偉大な賞を受取るに至ったのか。この機会に彼らの言葉や研究に触れてみてはいかがでしょうか。また、ユーモラスな研究を行う研究者に贈られるイグ・ノーベル賞も併せて取り上げます。
展示期間:2022年10月3日(月)~2022年11月11日(金)
場 所:瀬田図書館 本館1階 ゲート横
主な展示資料
『天野先生の「青色LEDの世界」 : 光る原理から最先端応用技術まで』
『生涯最高の失敗』
『「役に立たない」研究の未来』
『ソーシャル・ビジネス革命 : 世界の課題を解決する新たな経済システム』
『現代科学の大発明・大発見50 : なぜその発明・発見はノーベル賞につながったのか?』
『地球温暖化はなぜ起こるのか 気候モデルで探る 過去・現在・未来の地球』
【瀬田ミニ展観:1/9~2/29】農学部教員の著作 part1
2015年、深草キャンパスに移転した国際学部に代わって瀬田キャンパスに農学部が開設されました。これまで多くの教員が開設当初から尽力してこられました。教員の仕事は主に3つ、①専門分野の研究、②学生の教育、③大学の管理運営です。専門分野の研究成果は主に論文として発表され、その集大成として図書が出版されることもあります。複数の教員が共同研究を行い共著として出版されるケースや、海外の専門書を翻訳し出版されるケースもあります。今回の展観では現在在籍しておられる教員の著作を展示します。展示スペースの関係で総ての著作を一度に展示することは出来ませんので、数回に分けて展示します。また他学部教員の著作の展示や退職された教員の著作の展示も予定しています。
展示期間:2024年1月9日(火)~ 2024年2月29日(木)
場 所:瀬田図書館 本館1階 展観C(カウンター向かい)
主な展示資料
『コモンズのガバナンス : 人びとの協働と制度の進化』 エリノア・オストロム著 ; 原田禎夫, 齋藤暖生, 嶋田大作訳. -- 晃洋書房
『植物のゲノム編集実験プロトコール : 失敗を防ぐコツが満載』 原奈穂, 雑賀啓明, 土岐精一編. -- 化学同人
『臨床栄養学実習 : フローチャートで学ぶ臨床栄養管理』 中村富予, 植田福裕編著 ; 石澤美保子 [ほか] 共著. -- 3訂版. -- 建帛社
『作物学概論』 大門弘幸編著 ; 江原宏 [ほか] 著. -- 第2版. -- 朝倉書店
『知っておきたい食・農・環境 : はじめの一歩』 龍谷大学農学部食料農業システム学科編. -- 昭和堂
『アオバナと青花紙 : 近江特産の植物をめぐって』 阪本寧男, 落合雪野著. -- サンライズ印刷出版部
関連サイト
Moglab(もぐらぼ)
『来・ぶらり』の№55を発行
龍谷大学図書館報『来・ぶらり』の№55を発行しました。
・新館長巻頭言
2017年4月より新田光子館長が就任されました。
・学生に薦めたい、この一冊
各学部の先生方からお薦めの本をご紹介いただいています。
・戦争・平和文献コレクション
龍谷大学創立370 周年記念事業の一つ『龍谷大学戦没者名簿』の作成にご協力いただいた高橋三郎先生寄贈「戦争・平和文献コレクション」をご紹介しています。
・R-OCEAN命名式
龍谷大学が所蔵する図書・雑誌だけでなく電子資料(電子ジャーナルやデータベースなど)も含めて幅広く検索できるシステム「R-OCEAN」の命名式の様子を掲載しています。
・NDL(国立国会図書館)デジタル化資料送信サービス
国立国会図書館が提供するデジタル化資料送信サービス。本学では2017年4月より利用可能となります。
・滋賀県大津市議会と龍谷大学図書館との連携について
利用受け入れに至った経緯、現状及び今後の課題を中心に大津市議会と龍谷大学図書館との連携について紹介しています。
来・ぶらりのバックナンバーはこちらから
【瀬田ミニ展観:10/3~11/14】「本を読む前の本。」読書術展
普段あまり本を読まない方も、毎日本を読んでいる方も、もっと本に触れる機会を増やすため、本を読む前に、手に取る前に、参考として活用してほしい資料を集めました。読書術・読書論などを中心に、新たな本と出会いやまだ読んだことのない名作・名著のための読書案内(ブックガイド)もご紹介します。この展観を通して、本を読まない方は本に少しでも興味を持って手に取るきっかけに、本を読んでいる方は本を読むのがさらに夢中になってくれたら、と心ばかりの手助けができたらと思っています。ミニコラムと称して、2022年本屋大賞ノミネート作品の中から展示担当者オススメ本をお伝えします。資料はすべて貸出可能です。手に取って見ていただくだけでもかまいません。ぜひ、お越しください。
展示期間:2022年10月3日(月)~2022年11月14日(月)
場 所:瀬田図書館 本館地下1階 ナレッジコモンズ
主な展示資料
『心ゆたかな読書』
『理系読書 : 読書効率を最大化する超合理化サイクル』
『読書は「アウトプット」が99%』
『生き方がみつかる青春の読書案内 : 読んでおきたい心をゆすぶる日本の名著・名作100冊』
『何のために本を読むのか : 新しい時代に自分と世界をとらえ直すヒント』
『読書革命 : 「本の読み方」で人生が思い通りになる』