投稿日時: 2023/02/15
瀬田
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/000972565.png)
3月は自殺対策強化月間です。警察庁の資料によると令和3年の自殺者数は21,007名(男性13,939名、女性7,068名)にのぼります。10年ほど前と比べて減少したとはいえ、年間2万人以上の方が自ら命を絶っている現状は依然として深刻と言えるでしょう。これは交通事故の死者数の約8倍に相当します。政府や自治体も対策を講じていますが、私たち個人で出来ることもあります。なにも難しいことをする訳ではありません。先ず悩みを抱えている友人、家族や知り合いに気付いて、声をかけ、気持ちを聞いてあげましょう。それだけでも不安な気持ちを和らげる効果があります。そして自治体等が行っている相談窓口を紹介してあげましょう。後は寄り添って見守ってください。このような役割を「ゲートキーパー」と言います。悩みを抱えている方には大きな心の支えになることでしょう。
展示期間:2023年3月1日(水)~2023年3月31日(金)
場 所:瀬田図書館 本館1階 展観D(新館への通路脇)
主な展示資料
『自死を見つめて : 死と大いなる慈悲』
『望まない孤独』
『地域でできる自殺予防 : 基礎からわかるゲートキーパーの役割』
『こころをつなぐ : 身近な人に自殺の危険が迫ったら』
『自殺をとめる解決志向アプローチ : 最初の10分間で希望を見いだす方法』
『ヒトはなぜ自殺するのか : 死に向かう心の科学』
関連サイトへのリンク
厚生労働省
滋賀県自殺対策計画
大津市自殺対策計画
自殺をどのような死ととらえるか?~仏教者による自殺対策とその理念