掲示板

講習会などのイベント

「やさしい日本語」基礎講座 開講のお知らせ

「やさしい日本語」基礎講座を下記のとおり開講します。
「やさしい日本語」を学ぶことは、就活で注目される「コミュニケーション能力」の向上にも役立つといわれています。

 皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

 

<講師>

本学非常勤講師 近藤正憲先生

<日時>

66日(水)、7日(木)、13日(水)、14日(木)

 *いずれの日も15時~1545分に開講します。

 *各回とも講座の内容は同じです。

 *複数回の受講も可能です。

 *事前申込は不要です。

<場所>

深草図書館 2階 グループワークルーム4

<内容>

入門編(45分)

    「やさしい日本語」とは何か?

    「やさしい日本語」と大規模災害、地域社会、観光

    この日本語を「やさしい日本語」で言ってみよう。

<概要>

「やさしい日本語」とは、文法形式や語彙に人為的な制限や加工を加えて誰にでもわかりやすくした日本語のことを言います。

たとえば、           「育休」 → 「こどもを (そだ)てる ための (やす)み」

海外からのインバウンド観光客は毎年増え続けていますし、日本の地域社会ではますます外国籍住民が増えています。それに伴い、コミュニケーションができなくて困っている日本人も外国人も急速に増えています。

 

もちろん、若い皆さんにとって外国語の習得はとても魅力的でしょう。しかし、日本国内で外国人とコミュニケーションを図るなら「やさしい日本語」も力を発揮しますよ。

 

これからの時代を乗り切るため、外国語のほかに「誰にでもわかりやすい日本語」を身につけませんか。これは、就活で注目されている「コミュニケーション能力」の向上にも、役立つこと請け合いです。

【深草図書館】日本偉人伝説展


深草図書館では、明治維新から150年という節目の年に、日本人の偉人に目を向ける展示を行います。

あらゆる分野における偉人に関する資料を幅広く集め、歴史上の人物に関する伝記や、歴史小説、偉人による言葉、現代も続く由緒ある会社の創立者の歴史に触れることが出来る展示です。

また、視聴覚資料(AV資料)においてはノンフィクションのドキュメンタリーを数多く揃えています。

 

期間:201861日~20187月末(予定)

場所:深草図書館 1階柱状書架と地下1AVコーナー

日本偉人伝説展資料リスト .pdf

【主な展示資料】(予定)

図書

『竜馬がゆく』(19642279888

『坂の上の雲』(11200055595

『北斎と応為』(11705033077

『広岡浅子語録』(31500040246

『空海の文字と言葉』(11505020842

『絶望しそうになったら道元を読め! : 『正法眼蔵』の「現成公案」だけを熟読する』(11200001032

『同志社の母新島八重』(21300012974

『岩崎弥太郎「三菱」の企業論 : ニッポン株式会社の原点』(31005006632

『大隈重信演説談話集』(11600002794


 

AV(視聴覚資料)

『坂の上の雲』(31210006454

『親鸞 (しんらん) さま : ねがい、そしてひかり。 :念仏物語』(10810003265

『坂本龍馬と中岡慎太郎 : 熱き名コンビ : さらば相棒龍馬と死んだ男』(11610003808    

『勝海舟 : 俺がやらなきゃ誰がやる : 2の人生の使い方 ; : 販売専用』(11610003810         

『リーダーたちの言葉』(10610001565

『陰陽師』(11500011576
                  等

 

 


【瀬田ミニ展観】「火山と生きる展」




 主な展示資料:
 【理工学部生におすすめ】
 「Q&A火山噴火127の疑問」
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21601879
 「日本の火山を科学する」
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21541194

 【社会学部生におすすめ】
 「歴史を変えた火山噴火 自然災害の環境史」
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21489551
 「富士山の謎をさぐる   富士火山の地球科学と防災学」
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21329772

 【農学部生におすすめ】
 「桜島!まるごと絵本 : 知りたい!桜島・錦江湾ジオパーク」
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32005571
 「火山と地震の国に暮らす」
  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21607165


 テーマ:「火山と生きる展」
 期間:2018年6月1日(金)~2018年8月3日(金)
 場所:瀬田図書館本館1階 新聞コーナー前

 日本には世界の活火山の約7%にあたる110の活火山があります。この数年の間に、
歴史的な火山災害も多く発生しました。今回は、近年盛んになってきている火山活動
について知ってもらえるような、おすすめの図書を集めました。
理工学、社会学、農学...さまざまな視点で「火山」を考えてみませんか。たくさんの
ご来場をお待ちしています。


「本を語る夕べ」(6月20日、鈴木眞澄先生)の開催について

昨年度に続き、今年度も「本を語る夕べ」を実施します。

「本を語る夕べ」では、先ずスピーカーが本をもとにした様々な話題を提供します。

そして、それをもとに参加者が、それぞれ興味・関心のあることについて、フリートークを重ねていきます。

あなたも、「本を語る夕べ」に参加して、新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけませんか!

 

☆スピーカー

 鈴木眞澄先生(名誉教授)

☆本

 『永遠平和のために』イマヌエル・カント〔著〕、池内紀〔訳〕、

集英社、2015

<補助図書>

『後衛の位置からー「現代政治の思想と行動」追補―』

 丸山真男〔著〕、未来社、1982年

☆対象

 興味のある方はどなたでも 

☆日時

2018620日(水)17時~1830

☆場所

深草図書館2F グループワークルーム4

<主催>龍谷大学図書館

<問合せ>f-lib@ad.ryukoku.ac.jp

【瀬田ミニ展観】「フクシマの魅力を伝えよう」

 瀬田図書館では、今年も「フクシマ・プロジェクト」の活動を紹介する学生企画展を夏展と秋展の2回、開催を予定しています。
 1回目となる夏展は、以下のとおり開催
しますので、ぜひ、この機会に展観へ足をお運びください。

 期間:2018629日(金)~2018928日(金)

 場所:瀬田図書館本館地下 ナレッジスクエア

~築地ゼミ「フクシマ・プロジェクト」代表学生より~
 福島県の魅力を伝える展示を行います。安全で安心な郷土料理や特産物、観光地などを、地域ごとに地図を用いて紹介します。
 また、レジャースポットとして有名である「リゾートスパハワイアンズ」は、映画「フラガール」の舞台となりました。図書館のDVDコーナーにもある映画なので、たくさんの人に興味を持ってもらいたい。様々な魅力を通して、安心・安全な福島を知ってもらいたい。


 展示資料:

 ●福島県「安心・安全」観光マップ
  ※地域ごとに特産物や観光地などを記載

 ●映画「フラガール」の魅力を伝える紹介資料

 ●図書

  ・「福島のおきて フクシマを楽しむための51のおきて」泰文堂

  ・「福島「地理・地名・地図の謎」」実業の日本社

  ・「311福島から東京へ:広域避難者たちと歩む」山吹書店
  ・「福島本」エイ出版社



 

 

【瀬田ミニ展観】「納涼~暑い夏を涼しく過ごそう~」

瀬田図書館本館では「納涼~暑い夏を涼しく過ごそう~」と題した展観を実施します。

7月は試験勉強の為の来館が増える一方、避暑の為に図書館を訪れる方も少なくないと感じます。それぞれの理由で来館してくださった方々に、勉強の息抜きや涼感を得る一つの手段として、読んで涼しくなっていただけるような図書を集めました。
 暑い夏にぴったりの料理が載ったレシピ本もご用意しています。興味を持たれた方は、ぜひ瀬田図書館へ足をお運びください。

期間:201872日(月)~2018731日(火)

場所:本館地下 ナレッジスクエア


 主な展示資料:

・『隅田川の妖怪教室』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32038471
 ・『図書館奇譚』

  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21599140
  ・『一日一氷:365日のかき氷』

 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32031540

・『アイスクリームの歴史物語』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32004442

・『雪と氷の図鑑』

  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32009481

・『嵐山吉兆夏の食卓』

  https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21575235








【瀬田独自企画】高校生・中学生のみなさん、夏休みは瀬田図書館へ来ませんか(8/7-8/31)

 高校生、中学生のみなさんに瀬田図書館を開放いたしますので、

クールスポットとしてぜひご利用ください。

夏休みの課題についての調べものや学習に励む空間として最適です。

 また、図書館本館地下1階にあるナレッジコモンズは、友達同士との

グループワーク学習(このコーナーは声を出してもOKです)などに

活用してください。

映画DVDなども視聴できます。

 期 間:201887日(火)~831日(金)

 時 間:午前10時~午後6時(826日(日)は、午後5時まで)

 対 象:高校生、中学生(在校生に限ります)

 ※ご来館の際には、生徒証(生徒手帳)をご持参ください。

 ※8月11日(土)~819日(日)および8月25日(土)は休館しています。

 ※8月26日(日)は、オープンキャンパスも実施しています。


 


 

「本を語る夕べ」(7月10日 小島 勝先生)の開催について

 昨年度に引き続き、今年度も大宮図書館で「本を語る夕べ」を実施します。

「本を語る夕べ」では、先ずスピーカーが本をもとにした様々な話題を提供します。

  そして、それをもとに参加者の方々とフリートークを重ねていきます。あなたも、「本を語る夕べ」に参加して、新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけてみませんか。

 

☆スピーカー

  小島 勝先生(元図書館長,名誉教授)

☆本

 『人間であること』

   時実 利彦(著),岩波新書,1970年

☆対象

 本学図書館入館資格のある方で御興味があれば、どなたでも

☆日時

 2018年7月10日(火)17時~18時30分

☆場所

 大宮図書館2階 ナレッジコモンズ

<主      催> 龍谷大学図書館

<本企画問い合わせ> o-lib@ad.ryukoku.ac.jp

















  

 



<実施報告>「やさしい日本語」基礎講座

草図書館では、「やさしい日本語」基礎講座を実施しました。全4回(66日、7日、13日、14日)の実施でしたが、40名を超える参加者があり、当初予定していたよりも、このことに関する学生さんの関心の高さが窺えました。講座開講後に、ちょうど大阪北部地震が起きました。地震の当日はニュース画面にも、「電車の運転見合わせ」の情報が出ていましたが、たとえばこの「見合わせ」といった表現も、日本語に慣れていない外国の方には、理解しにくかったのではないでしょうか。「やさしい日本語」の重要性について、あらためて考えさせられることとなりました。

 

今回の講座を実施していただきました近藤正憲先生から、下記のとおり講座を終えられての一文を寄せて頂きました。「やさしい日本語」の世界を、これを機会に多くの学生さんに知って頂ければと思います。
  ☆近藤先生からのお薦め本

やさしい日本語 : 多文化共生社会へ』庵功雄著. 岩波新書、 2016
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21629708

 「やさしい日本語は日本を救う」近藤正憲

  

今回日本人学生の皆さんに「やさしい日本語」についてのお話をさせていただく機会をいただき、ありがとうございました。

毎回10人を超す参加者に恵まれ、若い皆さんから関心を持っていただいたことを大変うれしく思いました。

「やさしい日本語」とはそのままでは理解しにくい日本語を人為的な加工を施して誰にでも理解しやすい情報を提供する試みです。

今の私たちの身の回りには外国人がたくさんいます。繁華街に行けば多くの外国人観光客がいて、コンビニにはアルバイトの留学生がいる。そのような環境が、もはや当たり前になってきています。また、私たちの食生活や消費生活を成り立たせている生産現場、建設現場、介護や医療の現場には、欠くことのできない存在として外国人の労働者が存在しているのです。そして、こと日本国内の定住外国人についていえば、英語よりも日本語のほうが理解しやすい言語なのです。

「やさしい日本語」の実践は日本人自身が日本語と言う母語を使って、今まで意思疎通ができなかった人とコミュニケーションする方法です。これは日本語母語話者にとっては難解な外国語を身につけるような難行苦行ではなく、間違いなく「易行」です。

「やさしい日本語」は外国人だけではなく情報弱者である年少者、高齢者、障害者にもやさしく、当然ながら健常者にとってもやさしい日本語です。そして「やさしい日本語」は「やさしい日本人の心の中」にあります。

これからも、ぜひ多くの皆さんに関心を持っていただきたいと思います。




【開催報告】「本を語る夕べ」(第2回:鈴木眞澄先生)

図書館では、620日(水)に「本を語る夕べ」を開催しました。

「本を語る夕べ」は、昨年度から実施している図書館の取り組みです。

 

今回のスピーカ―は、名誉教授の鈴木眞澄先生でした。取り上げられた本は、『永遠平和のために』(イマヌエル・カント著、池内紀訳、集英社、2015年)https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32059823でした。同書はカントの代表的著作で、多くの翻訳もなされていますが、今回の課題本は写真をふんだんに使った装丁となっており、より内容に親しみやすい工夫がなされています。また、補助図書として『後衛の位置から―「現代政治の思想と行動」追補―』(丸山真男著、未来社、1982年)https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB20447661が紹介されました。

当日の参加者は、鈴木先生以外に学生が5名、教員が5名でした。鈴木先生からは、資料編もある丁寧なレジメをもご用意していただきました。先生の報告の後には、参加者によるフリートークがなされました。

 

なお、当日に参加された二人の学生さんから、「本を語る夕べ」に参加された感想を下記のとおり寄せて頂きました。

 

☆大芝  理穂(法学研究科修士2年)

  カントのことは、名前はもちろん知っているが、その著作をしっかりと読んだのは、恥ずかしながら今回が初めてでした。このような機会がなかったら、読むことはこの1年の間にはなかったのではないかと思います。

鈴木先生のカントは、内容が重要であるのはさることながら、書かれた時代背景やカントがどのような経験をして本書を書くに至ったかといったことから始まりました。カントは、平和のためのいくつかの提言を行っています。この内容は、岩波版の本書に詳しいのですが、それらを受けての鈴木先生の検討が、本会では聞くことができました。平和のために日本ができること。他国との違いは何か。それは、唯一の被爆国であるであるということです。この点について、参加者の方から様々な見解が挙げられました。

当然のことながら、同じ本を読んでいるのに解釈が多種多様です。それぞれ気づくことがあって、それを発しあうことで、考え方の可能性が広がります。話し合うことなしには不可能です。そのような自由な話し合いは、平和のための第一歩であると、鈴木先生はおっしゃっているように感じました。永遠平和のためにできることの1つは、このような読書会に参加することのように思います。

 

☆石川棟宇(文学部哲学科3年)  

   今回の読書会では、カントの『永遠平和のために』を名誉教授の鈴木眞澄先生に話をしていただきました。当時の時代背景などから、なぜ『永遠平和のために』を書くことになったのか、丸山真男の著書・論文を引用して政治的な内容まで興味深い話をしていただきました。鈴木眞澄先生が作ってくださったレジュメを通してカントについての知識も深まり、とても学び多い読書会でした。

     カントは理想主義か?原爆と東京大空襲との違いは? 『永遠平和のために』から議論が発展し、参加者の様々な意見や話を聞くことができました。

       次回の読書会も、できれば参加させていただきたいと思いました。ありがとうございます。

 

「本を語る夕べ」は、次回は710日(火)に大宮図書館で実施します。
https://library.ryukoku.ac.jp/index.php?key=bbibn7iy4-1807#_1807

「本を語る夕べ」に参加して、あなたも新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけてください。