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【瀬田ミニ展観:9/1~9/30】宮沢賢治没後90周年

2023年は宮沢賢治(1896年8月27日~1933年9月21日)没後90周年にあたります。宮沢賢治は37歳という短い生涯を終える間に沢山の名作をのこしました。哀しさと美しさを内包する作品の数々は現代を生きる私達の心にも響くものばかりではないでしょうか。「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」で有名な宮沢賢治は詩人、童話作家として有名ですが、農芸化学者や農村指導者、宗教思想家としても活躍しました。少年時代から植物採集や昆虫採取が好きで「石コ賢さん」と呼ばれるほど特に鉱物採集に熱中しました。その影響で宇宙感覚を持つ宗教と自然科学とのまじりあう想像力豊かな詩・童話を多数著しました。しかし意外にその作品たちは生前ほとんど認められませんでしたが死後、草野心平、高村光太郎らの尽力によって遺稿の出版が相次ぎ急速に知名度を高めていったのです。宮沢賢治の世界をこの機会にのぞいてみてください。

展示期間:2023年9月1日(金)~2023年9月30日(土)

展示場所:瀬田図書館 本館B1階展観D(新館側)

関連サイト:宮沢賢治記念館

主な展示資料
「宮沢賢治で生命誌を読む : 生る」
「宮沢賢治はなぜ教科書に掲載され続けるのか」
「宮沢賢治」
「雨ニモマケズ」
「「銀河鉄道の夜」をつくった宮沢賢治 : 宮沢賢治の生涯と作品」
「よだかの星 : 童話III・初期短篇」

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