2024年度後期展観紹介

2024年度の館内展観について~こんな展示をやっていました~(後期展示)

 

 前回「来・ぶらり」70号に於いて、深草・大宮・瀬田の各館で、季節や出来事、年中行事、レポートや卒論などを取り上げて、いろいろなテーマによる館内展観を紹介させて頂きました。今回は、その続きとして、後期(9月~3月)に開催された各館の館内展示について、龍谷ミュージアムとの連携展示、教学企画部ライティングサポートセンターとの企画展示などを中心に紹介します。

 

・図書館×龍谷ミュージアム連携展示

 龍谷ミュージアムで開催された秋季特別展観「眷属(けんぞく)」との連携展示を行いました。展示期間は、2024年9月24日(火)~11月22日(金)の期間に開催しました。今回のテーマ「眷属」は、仏や菩薩に付き従う脇侍や諸尊などを指す言葉です。図書館では、眷属の資料として、「釈迦涅槃像」や「韋駄天像」、「庚申青面金剛像」といった一枚刷りの木版画を中心に、各館の展示コーナーで展示しました。

                     

       連携展示「眷属」ポスター                 一枚刷り「釈迦涅槃像」(江戸時代)

                        

・図書館×ライティングサポートセンター連携展示「観光」

 図書館ではライティングサポートセンターと連携し、「観光」をテーマに連携展示を行いました。展示期間は2024年11月1日(金)~2025年1月20日(月)で深草・瀬田・大宮の3図書館同時展示を行いました。
 連携展示の目的は観光のあり方です。 コロナ禍が落ち着き、日本では外国人観光客が急増していますが、旅行客の急増に伴い、オーバーツーリズムによる問題がメディアで取り沙汰されています。このように改めて観光のあり方を見つめ直すことを目的として開催されました。

 

  

・その他、こんな展示もやっていました。

深草・大宮・瀬田の各館で、いろいろなテーマにより、各館の蔵書を活用した館内展示を行っています。2024年後期(9月~3月)の館内展示を一覧にしてご紹介します。

 

〇深草図書館

開催期間 テーマ
8月~9月 今年で100周年展
9月 政策学部Ryu-SEI GAPチーム「にじここ」企画
カミングアウト展

10~11月

卒論・プレゼン展
来・ぶらり69号「学生へ薦めたいこの一冊」展
12~1月 動物と共存展
1月~2月 来・ぶらり70号「龍大生のお薦め本」展
2月~3月 サブカル×ブックの世界展
免疫力を高めよう!展

 

                                            深草図書館:来・ぶらり70号「龍大生のお薦め本」展


〇大宮図書館 

開催期間 テーマ
9月(8~9月) 北陸展
10~11月 卒論展(前期)
11~1月 卒論展(後期)
12月 ミニ展観「春日若宮おん祭り」
1月 ミニ展観「親鸞聖人~御遺徳を伝える~」
2~3月 ミニ展観「眠れる図書館の資料たち9」
2~4月 「江戸時代の出版文化」展

  

                                           大宮図書館:江戸時代の出版文化展

〇瀬田図書館

 2025年春、社会学部は瀬田キャンパスから深草キャンパスへ移転します。瀬田図書館では2023年度から「社会学部教員の著作」をテーマにしたミニ展観を数回にわたり企画しました。第1回から第3回は社会学部在職中の先生方の著作を展示してきましたが、第4回目となる2024年9・10月は社会学部創設時の先生方の著作や学術雑誌を、5回目となる2025年2・3月は退職された先生方の著作を中心に展示しました。
 上記以外のミニ展観も、学生スタッフを含めた瀬田図書館全スタッフがアイデアを出し合って多数実施してきました。
「2024年度後期瀬田図書館ミニ展観.PDF」をクリックし、一覧をダウンロードの上、ご覧ください。

2024年度後期瀬田図書館ミニ展観一覧.pdf

 

  
       瀬田図書館:社会学部教員の著作part5

 

 今後も各館でいろいろなテーマを取り上げて館内展示を行いますので、各館の展示コーナーをご覧ください。
もしかしたら、今まで気づかなかった本との出会いがあるかもしれません。