お知らせ
2022年度第1学期図書館利用者講習会(自由参加型4/14~)について
図書館利用者講習会(NEW探検型ツアーと情報検索講習会)を次のとおり4月中旬より開催いたします。
図書館の使い方を基礎から学びたい方の参加を歓迎します。
◆1 図書館をはじめて利用される方は、図書館オリエンテーション動画を事前に視聴して理解を深めておいてください。
【動画】 https://library.ryukoku.ac.jp/Service/page_105
この動画は、本年3月11日より【新入生特設サイト https://www.ryukoku.ac.jp/freshers/manabi.html 】でも公開されています。
◆2 探検型ツアーでは、6つのミッション(簡単な設問)と館内マップを当日お渡しします。
館内を自由に探検して、ミッションをクリアしていくことで、図書館の利用方法が身につく体験型の新たな取り組みです。
◆3 情報検索講習会では、大学より付与された全学統合認証IDとパスワードでログインします。
館内の教育系パソコンを使って、主要なデータベースの機能と検索方法の理解を深めます。
各データベースの理解に役立つペーパー(持ち帰り自由)も当日の集合場所となるカウンター近辺に設置します。
◆4 開催日時・集合場所等
詳細は 2022年度第1学期図書館利用者講習会(3館共通・自由参加型).pdf をご確認ください。
4月14日~6月30日の水曜日を除く平日開催です。(時間帯は昼休みまたは夕方の30分間です。)
(学内の活動制限レベルが0~3の範囲で開館日であれば予定通り開催します。)
参加をご希望の方は、当日、IDカードを持って開始5分前に各館の集合場所にお集まりください。
◆5 問合せ先 https://library.ryukoku.ac.jp/Contact/page_id10
深草図書館(和顔館地下1階カウンター) f-lib@ad.ryukoku.ac.jp TEL:075-645-2564
大宮図書館(2階カウンター) o-lib@ad.ryukoku.ac.jp TEL:075-343-3462
瀬田図書館(本館1階カウンター) s-lib@ad.ryukoku.ac.jp TEL:077-543-7751
◆6 講習会で用いるデータベース(当日の参加状況を見て内容を一部変更する場合があります。)
三館共通・蔵書検索(龍谷大学の図書雑誌、電子資料等)
深草大宮・CiNii Research(研究成果、論文情報、学術図書、研究データ、博士論文等)
大宮・JapanKnowledge Lib(国内最大級 70点以上の辞書・事典サイト)
深草瀬田・日経テレコン21
瀬田・J-STAGE (我が国の三千誌以上のジャーナルや会議録等)
瀬田・JDreamⅢ(国内外の科学技術や医学薬学関係の文献情報) 以上
図書館報「来・ぶらり」No65の発行
* 巻頭言 図書館は「面」で使え!(法学部准教授 瀬畑源)
* 学生に薦めたいこの一冊
* 図書館システムのタグ検索機能
* 座談会~ビブリオバトルを終えて~
* 新規収集貴重資料の紹介「オーレル・スタインからフィリッポ・デ・フィリッピへの手紙 全73通 1913-1938年」
大宮図書館ミニ展観~100年前の龍谷大学~
御入学、御進級おめでとうございます。本学は、今からおよそ380年前の寛永16年(1639)年に創設された西本願寺の学寮を始まりとしています。
その後、学林、大教校、仏教大学など名称や制度を変えながら、今日の龍谷大学に至っています。
現在の龍谷大学の名称になったのは、今からちょうど100年前の大正11年(1922)に、龍谷大学へと名称を改め、大学令による大学となっています。
今回のミニ展観では、100年前の龍谷大学の姿を知る企画として、図書館が所蔵する卒業アルバムの内、
大正11年にもっとも近い年代である『龍谷大学卒業記念写真帖』(大正13年(1924)発行)と当時の学生たちが書写した仏書『定散料簡三重六義大意事』
ならびに『浄土西山流廿七箇条』を展示します。
大宮図書館閲覧カウンター前で4月1日より展示しています。解説文もありますので、御来館の際、御覧ください。
『浄土西山流廿七箇條』
『龍谷大学卒業記念写真帖(会定傳神)』
2021年度大型図書のご紹介
本学では、全学的な研究高度化を支援するため、専任教員、特別任用教員を対象に研究上必要となる大型図書(500万円未満の高額図書)を学内公募により購入しています。
2021年度に購入した大型図書は、以下のとおりです。
タイトルをクリックいただくと紹介記事をご覧いただけます。
No1
タイトル :宮内庁正倉院事務所所蔵「聖語蔵経巻」第五期 乙種写経 第五期9回配本 DVD
申請者(敬称略):国際学部 三谷 真澄
所蔵館:深草図書館
No2
タイトル:マイクロフィルム版 静嘉堂文庫所蔵 宋元版 ユニット1 宋版 経部、ユニット7宋版 子部
申請者(敬称略):農学部 中田 裕子
所蔵館:深草図書館
「図書館ノススメ」竹内図書館長から新入生へのメッセージ
「図書館ノススメ」
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。満開の桜の下、さまざまな期待や思いを抱いて龍谷大学の門をくぐられたことと思います。
学生の本分は「学び」です。
改めて言葉にしてしまうと陳腐に聞こえるかも知れませんが、少しおつきあいください。
大学に入った瞬間、これまで(ほとんどの場合は高校までの学校生活)と大学との違いを周囲から強調されることと思います。それはその通りなのですが、別に恐れる必要はありません。
小学校と中学校、中学校と高校でも大きな違いはあったはずです。しかし、それを乗り越えてみなさんは大学に辿り着いているわけです。大学に対応できないはずがありません。
ただ、強調しておくのであれば、大学生活では可能な限り、「自分から動く」ことを心がけてください。そして、すべてのことをよく見ること、よく聞くことが大事です。特に入学したばかりのみなさんにとっては、不要な情報などありません。見ること/聞くことすべてが重要です。
言うまでもなく、見ること/聞くことは「学び」の根幹です。これがなければ何も学べません。
「見ること」の中には「読むこと」も含まれます。「読む」となれば図書館の出番です。
龍谷大学は大宮/深草/瀬田の3キャンパスすべてに図書館を設置しています。まずは一度、図書館に足を運んで見てください。そして、そこに所蔵される厖大(ぼうだい)な量の書籍に圧倒されてください。
その厖大な書籍を使いこなせるようになること。それが、大学における「学び」の目標の一つです。大学図書館の本をすべて読むことは、どんな天才にも不可能です。
しかし、使いこなすことはそこまで難しくありません。ただし、図書館のことを知れば知るほど、「こんな本があるのか!」「こんなこともできるのか!」という発見が続きます。言い換えれば、図書館に来るたびに新たな「学び」があるのです。大学での4年間、毎日……というのは無理にしても毎週図書館に通ったとしたら、みなさんの「学び」もまた、図書館の書籍同様、厖大な量に達することになるでしょう。
そして、図書館におけるすべての「学び」も、他の「学び」と同じく今後の人生の糧になるはずです。
2022年4月1日
龍谷大学図書館長 竹内真彦