図書館で導入しているデータベースの利用状況(2021 年度)について、「検索・ダウンロード」数および「ログイン」数が多い、トップ10 を紹介します。
2021年度 データベース利用統計(検索・ダウンロード数によるトップ10)
2021年度順位 |
2020年度順位 |
データベース名 | 概要 | 提供元 | 導入年度 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 日経テレコン21 | 日経発行の新聞記事の検索、各種データベース(企業情報、人事情報など)の利用 | 日本経済新聞社 | 2000 |
2 | 2 | JapanKnowledge Lib | 事典・辞書コンテンツを提供するデータベース | ネットアドバンス | 2003 |
3 | 4 |
中国学術文献オンラインサービス(CNKI)CAJ R-F 文史哲 |
中国学術文献検索 | 清華同方知網(北京) 技術有限公司 |
2019 |
4 | 3 | 聞蔵Ⅱ(※) | 朝日新聞の記事検索 | 朝日新聞社 | 2000 |
5 | 6 | eol | 企業情報データベース | プロネクサス | 2002 |
6 | 5 | 東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリー | 東洋経済新報社発行の雑誌検索、企業検索 | 東洋経済新報社 | 2011 |
7 | 7 | ヨミダス歴史館 | 読売新聞本版, 地域版・英字新聞の全文検索 | 読売新聞社 | 2008 |
8 | 10 | TKC ローライブラリー | 法令・判例等の検索 | TKC | 2017 |
9 | 12 | 角川古語大辞典(JapanKnowledge Lib 追加コンテンツ) | 古語辞典の中でも最大級約10 万の豊富な語彙を収録 | ネットアドバンス | 2019 |
10 | 9 | Wiley Online Library | Wiley Blackwell Publishing 社の電子ジャーナル | WileyBlackwell Publishing |
2004 |
※2022年度からは、「朝日新聞クロスサーチ」に名称変更。
2021 年度 データベース利用統計(ログイン数によるトップ10)
2021年度順位 |
2020年度順位 |
データベース名 | 概要 | 提供元 | 導入年度 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | JapanKnowledge Lib | 事典・辞書コンテンツを提供するデータベース | ネットアドバンス | 2003 |
2 | 2 | 聞蔵Ⅱ(※) | 朝日新聞の記事検索 | 朝日新聞社 | 2000 |
3 | 4 |
東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリー |
東洋経済新報社発行の雑誌検索、企業検索 | 東洋経済新報社 | 2011 |
4 | 5 | ヨミダス歴史館 | 読売新聞本版, 地域版・英字新聞の全文検索 | 読売新聞社 | 2008 |
5 | - | 日本文学Web 図書館 | 平安文学等の日本文学研究のための検索サイト | 株式会社古典ライブラリー | 2020 |
6 | 3 | 毎索 | 毎日新聞の創刊号(1872 年) から現在までの新聞記事の検索・閲覧が可能 | 毎日新聞社 | 2013 |
7 | 6 | D1-Law.com 現行法規・判例体系・法律判例文献情報 | 法令, 判例, 判例文献の検索 | 第一法規 | 2005 |
8 | 7 | 医学中央雑誌 | Web 版医学中央雑誌Web 版 | 医学中央雑誌刊行会 | 2006 |
9 | 8 | eol | 企業情報データベース | プロネクサス | 2002 |
10 | 10 | 中国学術文献オンラインサービス(CNKI)CAJ R-F 文史哲 | 中国学術文献検索 | 清華同方知網(北京) 技術有限公司 |
2019 |
※2022年度からは、「朝日新聞クロスサーチ」に名称変更。
まずは、「検索・ダウンロード」数のトップ10 です。
データベース利用統計では、2021 年度の順位と2020 年度の順位を記載しています。過去2 年の順位を比較してみますと、多少の順位変動はありますが、上位についてはほとんど同じデータベースが占める結果となっています。
「日経テレコン21」は、毎年ダントツでの1 位。次いで「JapanKnowledgeLib」が続いています。
次に、「ログイン」件数のトップ10 を見てみましょう。
トップは「JapanKnowledge Lib」、次いで「聞蔵Ⅱ」となっていますが、過去2 年間の順位は、ほぼ同じデータベースが上位を占めています。また、「検索・ダウンロード」数での上位と比べてみても、おおよそ似通った分野のデータベースが上位となっているのがわかります。なお、「日経テレコン21」については、ログイン数の統計が取れないことから、ログイン数でのトップ10 には出てきていませんが、統計が取れたならば上位に入ることは間違いありません。
これらの結果から、学生の利用傾向としては、主に新聞記事、事典・辞書、企業情報、といった部類のデータベースの利用が多いと考えられます。
特に企業情報(eol、東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリー、日経テレコン21)については、就職活動での利用も多いと思われます。
また、研究はもとより、授業や課題等でも多く利用されているものとしては、法学関係のデータベース(TKC ローライブラリー、D1-Law.com)や中国学術文献のデータベース(CNKI)、そして、古典文学関係のデータベース(日本文学Web 図書館)もよく利用されています。
「角川古語大辞典(JapanKnowledge Lib 追加コンテンツ)」については、「日本文学Web 図書館」を導入した翌年に上位に入っていることから、教育・研究を進める上で、関連分野のデータベースをうまく組み合わせて利用されているのではないかと推測できます。
そのほか、主に先生方が使っておられるだろうと思われる、「医学中央雑誌 Web 版」や「Wiley Online Library」も上位にランクインしていますが、上位を占めるデータベースのほとんどは、学生の利用が多いと考えられます。
図書館やデータベースを利用したことがない方も、まずは、図書館ホームページにアクセスしてみてください。知りたかった情報がきっと見つかるでしょう。
なお、図書館に導入しているデータベースの多くは、図書館以外の場所からでも、VPN 接続を通じて利用できます。詳しくは図書館Web サイトの案内をご覧ください。
また、図書館では、よく利用されているデータベースの利用マニュアルを用意し、定期的に情報検索講習会も行っていますので、是非ご利用ください。お問い合わせは、図書館閲覧カウンターまでどうぞ。
(図書館ホームページ:https://library.ryukoku.ac.jp)
(VPN 接続についてのご案内:https://library.ryukoku.ac.jp/Search/page_id71)
---------------------- <よく利用されているデータベース> ----------------------
【新聞記事の検索】
・ データベース名:日経テレコン21、朝日新聞クロスサーチ(旧:聞蔵Ⅱ)、ヨミダス歴史館、毎索
【辞書や辞典の検索】
・データベース名:JapanKnowledge Lib
【企業情報の検索】
・ データベース名:eol、東洋経済デジタルコンテンツライブラリー、日経テレコン21