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講習会などのイベント

「フクシマいわきプロジェクト」築地ゼミ実習報告展について

 2011(平成23)年311日に発生した「東日本大震災」から5年半以上が経ちました。震災発生後、社会学部コミュニティマネージメント学科(築地ゼミ生)は、「フクシマいわきプロジェクト」として、毎年現地に赴き、「フクシマの今」について調査し、瀬田図書館にて展示・報告と関連図書の展示を行っています。

 今年もフクシマいわきプロジェクトチーム(図書館展示・広報班)の2年生5名が、88日から11日までフクシマを訪問した実習記録『人から人へ伝えるフクシマ』を下記のとおり展示しています。

 訪問先は、東日本国際大学、小高商工会女性部、ファーム白石、ワンダーファームや丸又蒲鉾製造有限会社などで、地域の交流を通し、フクシマの今を伝えています。

 震災直後の農業、野菜づくり、農と食の体験ファーム、レストラ「森のキッチン」、住民の憩いの場「ひまわりカフェ」、蒲鉾工場の営業再開など、東日本国際大学の同世代の交流で「関西圏の人にも福島の今を伝えて欲しい」という現状報告が印象的です。

 関連図書も10点展示しています。関連図書は貸出していますので関心のある方は、是非お立ち寄りいただきご利用下さい。



1.開催期間  2016121日(木)~2017131()

2.開催場所  瀬田図書館本館1階 自動化書庫コーナー付近


 

  東日本国際大学にて       小高商工会女性部「ひまわりカフェ」にて

 

  フクシマいわきプロジェクトチームメンバー


図書寄贈に伴う感謝状等贈呈式を行いました。

  深草図書館では、20161128()に図書寄贈に伴う感謝状等贈呈式を行いました。

本学の創立370周年記念事業として、『龍谷大学戦没者名簿』を2011(平成23)年に刊行したことをご縁に高橋三郎氏(京都大学名誉教授)の戦争・平和関係の蔵書(8,911点)を本学に寄贈して頂くことになりました。

 高橋三郎氏(京都大学名誉教授)は、戦争や軍隊、強制収容所などの社会学者として知られ、コレクションの特徴は、和書・洋書を問わず、軍事史、日本軍隊、ミリタリーカルチャー、戦争・軍隊社会学、ホロコースト・ジェノサイド、戦争犯罪・戦争裁判、戦争と女性・子どもなど、いくつかのテーマ群にまとまっているところです。

第二次世界大戦後、日本では軍事的なものを否定する風潮が強かったこともあり、戦争・平和関係の図書を所蔵する大学図書館や公共図書館はそれほど多くないことからもこのコレクションは、日本最大の総合コレクションといえ、質・量ともに全国有数のものといえます。

なお、ご寄贈いただいた蔵書(8,911点)を基礎とし、本学図書館では、利用可能な図書7,447冊(和書:4,011冊、洋書:3,436冊)を「戦争・平和文献コレクション」と名付けてこれら貴重な資料を教育研究に役立て、今後も関連資料を継続収集して一層の充実を図っていきたいと考えています。

      高橋先生(中央)を囲んで記念撮影              
       
       赤松学長より感謝状及び記念品の贈呈      


安藤館長から戦争・平和文献コレクション目録の贈呈


高橋コレクション


京都女子大学図書活スタッフと本学ライブラリーサポーターの交流が行われました

   1119日(土)午後、京都女子大学図書活スタッフと本学ライブラリーサポーターとの交流会が行われました。この交流活動は、今回が3回目(1回目:京都女子大学、2回目・3回目:龍谷大学)となります。

当日は、13時からスチューデントコモンズ内のアクティビティホールで、全国大学ビブリオバトルの京都地区決戦が開催されたこともあり、京都女子大学図書活スタッフにはそちらを先ず観戦していただきました。地区決戦には本学のライブラリーサポーターも1名参戦していました。また地区決戦の司会はライブラリーサポーターが行いました。

ビブリオバトル終了後は、スチューデントコモンズで、それぞれの活動紹介や発行物(京都女子大学「図書活ニュース」、本学「Libれぽ」)の交換が行われました。その後は、本学図書館をライブラリーサポーターが案内し、図書活スタッフにゆっくりと見学して頂きました。京都女子大学図書館は現在新築工事中であり、一足先に新築になった本学図書館をとおして、新しい京都女子大学図書館への期待がさらに高まったようです。

 

 現在、多くの大学図書館で、学生による図書館ボランティア活動が盛んになっています。図書館を利用する主体である学生が、自分たちのためのよりよい図書館創りを実現するために、様々な取り組みがなされています。本学のライブラリーサポーター活動は、深草図書館、瀬田図書館にそれぞれナレッジコモンズが開設され、徐々に定着しつつあります。今後もこのような他大学図書館で同じ活動をしている学生達と交流し、良い意味で相互に刺激し合い、活動を充実していくことが期待されています。

 

図書館では、ライブラリーサポーターの新規登録者を随時募集中です。

ライブラリーサポーターの活動に関心のある方は下記までご連絡ください。

 bibloio@ad.ryukoku.ac.jp 




ビブリオバトル関西Cブロック地区決戦 実施報告

「全国大学ビブリオバトル~2016京都決戦~」

関西Cブロック地区決戦開催報告!

 

1119日(土)、深草図書館で、「全国大学ビブリオバトル~2016京都決戦~」の

関西Cブロック(京都地区)地区決戦を開催しました。深草図書館での地区決戦の開催は今回が初めてとなります。

地区決戦のチャンプ本獲得者は、12月に京都大学で開催される「全国大学ビブリオバトル~2016京都決戦~」に出場することになります。

当日は、7名のバトラー(出場者)が、スチューデントコモンズ内のアクティビティホールで、熱いバトルを繰り広げました。出場は4大学(龍谷大学、京都大学、大阪工業大学、大阪成蹊大学)の7名で、本学からは3名の学生が参加しました。紹介される本も、それぞれの発表者の特長が表れた多彩なものでした。チャンプ本には、投票の結果、大阪成蹊大学の学生が発表した下記の本が選ばれました。

今回は本学の学生は惜しくも全国大会へは出場できませんでした。しかし、司会も含め地区決戦の運営等には、ライブラリーサポーターを始めとした本学学生が大きく関わることとなり、それぞれが貴重な経験を得てくれたことと思います。今回の経験をもとに、ライブラリーサポーターの活動がさらに進展してくれることを期待しています。

 

 チャンプ本: 『どろぼうの神さま』(著)

 

今回紹介された本とバトラーは下記のとおりです。(当日発表順)

①『帰ってきたヒトラー』(ティムール・ヴェルメシュ著)

 (小野剛生さん、京都大学法学部1回生)

②『ローマ法王に米をたべさせた男』(高野誠鮮著)

(道下結衣さん、龍谷大学文学部3回生)

③『君の名は』(新海誠著)

(宮本大輔さん、龍谷大学理工学部4回生)

④『アジャストメント』(フィリップ・K・ディック著)

   (伊集院美佳さん、龍谷大学文学部2回生)

⑤『モモ』(ミヒャエル・エンデ著)

   (朝田秀一さん、京都大学工学部1回生)

⑥『キケン』(有川浩著)

   (市田祐介さん、大阪工業大学知的財産学部2回生)

⑦『どろぼうの神さま』(コルネーリア・フンケ著)

(田村來愛さん、大阪成蹊大学芸術学部3回生)










ビブリオバトル地区予選 実施報告

1117日(木)、深草図書館で、「龍谷大学図書館ビブリオバトル」を開催しました。深草図書館での開催はこれで7回目となります。

特に、今回は12月に京都で開催される「全国大学ビブリオバトル~2016京都決戦~」の地区予選会を兼ねており、全国大会への出場権の前提となる重要な会でした。

当日は、6名のバトラー(出場者)が、それぞれのお薦め本を持ち寄り、時には真面目にまた時には笑いを誘いながら、熱いトークを繰り広げました。ディスカッションタイムも観戦者から多くの質問が出され、大いに盛り上がる会場となりました。

投票の結果、チャンプ本は、文学部4回生の宮岸良太さんの紹介した下記の本に決定しました。

 

 チャンプ本: 『また同じ夢を見ていた』(石田衣良著)

 

今回紹介された本とバトラーは下記のとおりです。(当日発表順)

 1.『さよならアルマ』(水野宗徳著)

国際学部1回生 木戸晴佳さん

 2.『村上海賊の娘』(和田竜著)

国際学部2回生 栗原康平さん

 3.『クリーピー』(前川裕著)

法学部2回生 宮脇葵さん

 4.『53組リョウタ組』(石田衣良著)

文学部4回生 塚本忠さん

 5.『また同じ夢を見ていた』(住野よる著)

    文学部4回生 宮岸良太さん

6.『アジャストメント』(フィリップ・K・ディック著)

   文学部2回生 伊集院美佳さん 

 

◎なお、宮岸さんが出場する「地区決戦会」は1119日(土)13時から深草学舎和顔館スチューデントコモンズ内アクティビティホールで開催されます。本学での地区決戦の開催は今回が初めてとなります。