図書館では、深草・大宮・瀬田の各館で館内展観を行っています。テーマは季節や出来事、年中行事などに始まり、レポートや卒論など学習に必要なことなども取り上げて、いろいろな形で蔵書を展示して利用者の皆さんに紹介する機会を作っています。中でも、龍谷ミュージアムとの連携展示と教学企画部ライティングサポートセンターとの企画展示は、深草・大宮・瀬田の3館と学内部署とのコラボ展示で、通常の館内展示よりも大きな枠組みで開催しています。
今回は、4~6月に開催した龍谷ミュージアムとの連携展示「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰-ガンダーラから日本へ-」と、5月~7月に開催した教学企画部ライティングサポートセンターとの企画展示「宗教と○○」をご紹介します。
・図書館×ミュージアム連携展示「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰-ガンダーラから日本へ-」
イスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されたアフガニスタンのバーミヤン遺跡の壁画について、名古屋大学・龍谷大学名誉教授宮治昭先生監修の下、新たな描き起こし図が完成されたことを記念して龍谷ミュージアムで開催された特別展「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰-ガンダーラから日本へ-」と連携展示を開催しました。
※図書館×ミュージアム連携展示ポスター
連携展示は、4月22日(月)~6月14日(金)の期間に開催しました。利用者の方から「図書館の展示を見て、ミュージアムの展示も見学したいと思った」などの反響がありました。
・図書館×ライティングサポートセンター連携展示「宗教と〇〇」
ライティングサポートセンターのチューター(本学大学院生)が「宗教と○○」というテーマで選書した本を、図書館で展示しました。宗教にまつわる問題が噴出する現状を取り上げ、そのような現状に目を向けること、また、意識的・無意識的に宗教と接点を持っている私たちの日常をあらためて見つめなおすことを目的として、ブックレビューを読んでもらうことによって、宗教を通して見えてくる様々な観点を知ってもらうことも期待し、企画されました。
※図書館×ライティングサポートセンター連携展示「宗教と〇〇」ポスター
展示期間は、6月1日(土)<大宮図書館は6月3日(月)>~2024年7月29日(月)の期間に開催しました。