講習会などのイベント
【開催報告】「本を語る夕べ」(第2回:大前先生)
図書館では、10月31日(火)に「本を語る夕べ」を開催しました。
「本を語る夕べ」は、図書館の新しい企画で今回が2回目の開催となりました。
今回のスピーカ―は経済学部の大前眞先生でした。取り上げられた本は、『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』<上、下>(ジャレド・ダイアモンド〔著〕、倉骨彰〔訳〕草思社、2000年)でした。同書は、「なぜ人間は五つの大陸で異なる発展をとげたのか?」という人類史の壮大なミステリーに挑んだ話題の書として、ピュリッツァー賞、コスモス国際賞を受賞した話題作です。
当日の参加者は、大前先生以外に学生が6名、教職員が4名でした。大前先生からは、自身の読書歴について、青年時代からの経験も含め、学生に丁寧に語りかけていただきました。課題書の話題を超えて、学生にとっては、「大学での学び」についてあらためて気付かされる絶好の機会となったと思われます。
【当日参加した学生さんからの感想】
「大学の中で先生を囲み一冊の本について語り合う機会というのは多くはないと思います。さらに、学生が様々な分野の本をいろんな先生方の幅広い知識を元に説明して頂くのは本当に貴重な体験だと僕は思います。自分の全く知らない分野でも読書会を通じて興味を持てたり本を読むことによって新しい知識を得れるのはすごく喜ばしいことだと思います。ぜひ興味のある方は1度参加してみたらいかがでしょうか」(石川棟宇さん/文学部2回生)
「本を語る夕べ」に参加して、あなたも新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけてください。
【次回開催案内】
☆第4回
日 時: 11月29日(水) 17時~18時30分
スピーカー: 加藤博史先生(短期大学部)
本 : 『ルポ虐待:大阪二児置き去り死事件』
杉山春〔著〕、ちくま新書、2013年
場 所: 深草図書館 2階 グループワークルーム4
大宮図書館所蔵 平家物語など貴重資料公開企画 特別展観「~物語る~」
新田図書館長は、このたびの「~物語る~」について、次のように説明されています。
『古代より、日常の営みのなかで、あるいは予期せぬできごとに遭遇した時に、人々が感じたさまざまな思いや喜怒哀楽は、多くの人の手を経て記録され、「物語り」として広く後世に語り伝えられてきました。それら「物語り」は、実在のできごとや人物の記録や伝記だけではなく、架空のはなし、小説、説話、絵本などを含む広いジャンルとして、人々に親しまれ、今に至っております。龍谷大学では、これまでも図書館が所蔵している貴重な古典籍を特別展観として展示してまいりましたが、今回は、仏教の著名な説話をはじめとして、古今東西の人々が紡いできた「物語り」を紹介したいと思います。』
このたび、大宮図書館が所蔵している貴重資料を数点公開します。瀬田キャンパスに在籍する利用者のみなさんは、日頃なかなか目にすることのできない貴重資料ですので、是非、ご覧頂きますようご案内します。
記
テ ー マ
大宮図書館所蔵 貴重資料公開企画 特別展観「~物語る~」
開催時期
前期 : 2017年11月16日(木)~ 12月15日(金)
後期 : 2017年12月16日(土)~2018年1月15日(月)
開催場所 瀬田図書館 本館 地下1階 ナレッジスクエア
前期公開資料 : 2017年11月16日(木)~ 12月15日(金)
「奈良絵本 竹取物語」、「源氏物語」、「平家物語」、「児雷也豪傑譚」、
「Wuthering Heights(嵐が丘)」、「The Scarlet Letter(緋文字)」、「King Lear(リア王)」
・視聴覚資料 : 『嵐が丘』、『King Lear(リア王)』
※新館1階 視聴覚コーナーで利用可。
後期公開資料 : 2017年12月16日(土)~2018年1月15日(月)
「蓮如上人御物語」、「今昔物語集」、「聖徳太子伝絵図」、「児雷也豪傑譚」、
「Wuthering Heights(嵐が丘)」、「The Scarlet Letter(緋文字)」、「絵本三国志」
・視聴覚資料 『嵐が丘』、『King Lear(リア王)』※新館1階 視聴覚コーナーで利用可。
※ 大宮図書館が2017年10月12日(木)~10月20日(金)まで公開しました貴重資料(図録)
の配付も行っています。ご関心のある方は、ご自由にお持ち帰り頂くことができます。
ただし、資料に限りがありますので無くなれば終了とさせて頂きます。
平家物語
ミニ展観「宗教と法を考える」開催中(12月8日まで)
RECの2017年度後期講座のひとつとして、龍谷大学図書館提携講座「宗教と法を考える」が開講されます。この講座と併せて、今回のミニ展観を企画しました。
ミニ展観では、龍谷大学法学部教員が中心となって立ち上げた「宗教法研究会」の活動の成果である『宗教法講座』と『宗教法研究』を中心に、当時の科研費報告書等の資料も展示しています。その後、宗教法研究会は、全国学会である「宗教法学会」の設立にも大きく関わることとなります。
現代社会では、宗教と法を巡ってさまざまな問題が生じています。本ミニ展観では、これまで龍谷大学が取り組んできた宗教法研究の成果を振り返ることにより、宗教と法をめぐる問題について、再考する機会となることを期しています。
宗教と法を考える.pdf
https://rec.ryukoku.ac.jp//search/start/details/7502
【深草図書館】これ読んだ? 展 開催中!!
これ読んだ?展資料リスト.pdf
<期間>2017年12月末まで(予定)
<場所>深草図書館 2階 展観スペース
<主な展示資料>
『おとなのマナー完璧講座 : 冠婚葬祭、旅館、ホテル、レストラン、日本語、ファッション、携帯電話…』(31400020524)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21566918
『結果を出す人の話し方 : あの人を巻きこむ53の具体例』(31605078520)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32008330
『一瞬で心をつかむ話し方 : 「気持ち」を伝えて「信頼」を勝ち取る74のテクニック』(31405043922)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21572469
『大学生のための失敗しない大人のマナー』(21505012992)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21597510
『「20代」でやっておきたいこと』(11110005354)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21486022
『20歳のときに知っておきたかったこと』(11005031866)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21437609
『二十歳 (はたち) の君へ : 16のインタビューと立花隆の特別講義』(11105008530)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21458150
『20歳からの社会科』(31200025775)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21500148
『18歳からの「大人の学び」基礎講座 : 学ぶ,書く,リサーチする,生きる』(31605069995)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32010827
『大学で学ぶ英語の教科書』(11605006254)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21619655
『何のために「学ぶ」のか』(31505012221)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21589630
『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法』(11600008927)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21590157
『思考力を鍛える50の哲学問題』(11505017825)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21602603
『大人のコミュニケーション術 : 渡る世間は罠だらけ』(11600032084)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32003413
『デザインの伝え方 : 組織の合意を得るコミュニケーション術』(11605016187)
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32009176
他
「全国大学ビブリオバトル~2017首都決戦~」地区予選会を実施しました
11月2日(木)、深草図書館で、「龍谷大学図書館ビブリオバトル」を開催しました。深草図書館での開催はこれで9回目となります。
特に、今回は12月に東京で開催される「全国大学ビブリオバトル~2017首都決戦~」の地区予選会を兼ねており、全国大会への出場権の前提となる重要な会でした。
当日は、6名のバトラー(出場者)が、それぞれのお薦め本を持ち寄り、時には真面目にまた時には笑いを誘いながら、熱いトークを繰り広げました。ディスカッションタイムも観戦者から多くの質問が出され、大いに盛り上がる会場となりました。
投票の結果、チャンプ本は、文学部2回生の石川棟宇さんの紹介した下記の本に決定しました。
チャンプ本: 『マレ・サカチのたった一つの贈物』(王城夕紀著)
今回紹介された本とバトラーは下記のとおりです。(当日発表順)
1.『カーニバル:二輪の草』(清涼院流水著)
文学部2回生 森本太郎さん
2.『マレ・サカチのたった一つの贈物』(王城夕紀著)
文学部2回生 石川棟宇さん
3.『西の魔女が死んだ』(梨木香歩著)
法学部3回生 宮脇葵さん
4.『一九八四年』(ジョージ・オーウェル著、高橋和久訳)
文学部2回生 米田雄哉さん
5.『まちがいだらけの老人介護:心と体に「健康」をとりかえす82の方
法』(船瀬俊介著)
文学部1回生 多田智亮さん
6.『シアター!』(2)(有川浩著)
法学部部3回生 横江彩乃さん
◎なお、石川さんが出場する「地区決戦会」は11月18日(土)13時から深草学舎和顔館スチューデントコモンズ内アクティビティホールで開催されます。本学での地区決戦の開催はこれで二年目となります。
お時間のある方は、是非、観戦にお越しください。