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【『本願寺新報』掲載】ライブラリーサポーター活動報告<仏教活動奨学生・活動報告>
『本願寺新報』第3333号(2019年3月20日).jpg
3月5日(火)、ライブラリーサポーターは「本願寺中央幼稚園」に出かけ、紙人形劇「ふたりのよい王さま」を上演しました。当日は年中組(4歳児から5歳児)の2クラス(61名)が対象となりました。本願寺中央幼稚園は、大宮図書館に隣接しており、本学とも所縁の深い幼稚園で、ライブラリーサポーターの訪問は2年目となります。
ライブラリーサポーターは幼児教育について専門には学んでいないため、紙人形劇の上演にあたっても、いろいろと試行錯誤がありました。「ふたりのよい王さま」は、『ジャータカ物語』(岩波少年文庫)に所収されていますが、その内容は幼稚園児には少し難しいところもあるように思われました。
そのため、上演後には、園児の参加意識を高めるためクイズタイムを実施しました。動物などの名前当てクイズに園児達は大喜びで、クイズ終了後にはそれぞれのクラス代表の園児に、ライブラリーサポーターから折り紙で造ったメダルや手裏剣、箱などをプレンゼントしました。
ライブラリーサポーターは本学の「2018年度仏教活動奨学生(懸賞企画部門)」に採用されています。「紙人形劇で仏教を!」と題したその企画では、仏典童話の読み聞かせ、クイズなど触れ合いの場を提供することを予定していましたので、今回の紙人形劇の上演もその活動の一環といえます。https://www.ryukoku.ac.jp/shukyo/award/index.html
学外でのこのような活動には初めて参加するライブラリーサポーターもいましたが、先輩サポーターとともに、今年度も活動を終えることが出来ました。新しいことを企画・立案し、準備作業を行い、実行することをとおして、ライブラリーサポーターの今後の活動の糧に繋がるものを一つでも得られたならば、今回の経験は貴重なものであったと思われます。新年度もライブラリーサポーターの活動に注目したいと思います。
最後となりますが、今回の活動にあたり大きな理解とご協力をいただきました本願寺中央幼稚園の日野園長、小池先生にあらためてお礼申し上げます。
◎幼稚園での上演に先立ち、1月11日にライブラリーサポーターは本学の留学生クラス(JEP Kyoto)で、今回と同様の紙人形劇を上演し、留学生との交流も行いました。
◎ライブラリーサポーターは、図書館活動を学生視線から捉え、様々な活動を実施しています。ライブラリーサポーターの活動に関心のある方は、下記のアドレスまでお問い合わせください。
biblio@ad.ryukoku.ac.jp