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講習会などのイベント

ライティングセンター&瀬田図書館共催  おすすめ本「忖度」について

   20173月に起きた森友学園問題の中で、忖度という言葉が注目され流行語となりました。

 忖度の意味を調べると、「他人の気持ちをおしはかること。推察。」(コトバンク)とある。森友学園問題では、官僚が政治家の意図を忖度したことが問題となりました。安倍政権の問題を追及するために多用された言葉のため、忖度すること=悪いことのようなイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、忖度は良い意味でも使われてきた言葉です。問題は、「誰が何のために忖度したのか」という点にあります。

 

 森友学園問題が話題となり海外でも報じられる過程で、ある問題が起こりました。忖度という日本語は、英語で訳すことができない。「surmise(推測する)」「reading between the lines(行間を読む)」が意味としては近いが、どれも忖度の意味を正確に訳せているわけではありません。つまり、忖度は日本社会特有のコミュニケーションであるのかもしれません。

 

今回ライティングセンターでは、忖度をテーマに本を選び紹介しています。また、瀬田図書館で働く学生(ライブラリー・アドバイザーを含む)にもライターを募集し、この企画に加わってもらいました。

選ばれた本の多様さから忖度がいかに広がりのある言葉なのかをわかっていただけると思います。あるいは、多様な忖度のとらえ方ができるのだろうと思います。

もし、紹介されている本の中に気になるものがあれば、この機会にぜひ手に取り読んでみて、忖度について考えてみていただければ幸いです。

 

 【 おすすめ本 】

テ  ー  マ : 忖 度(そんたく)

  期   間 : 2017103(火)~122()

  場   所 : 瀬田図書館本館1階  カウンター前 

深草ミニ展観 卒論・プレゼン展 開催中

ディスカッションやプレゼンテーションに役立つ話し方や論理的思考の組み立て方、パワーポイントの使い方、統計調査やデータ分析の方法、卒論のテーマ設定や書き方等の資料、また、デザインの組み方やドキュメンタリーなどの動画作成の基本的な資料を収集し、深草図書館2階展観スペースに展示しています。
討論会等イベントや卒論執筆に役立ててはいかがでしょうか?


展示期間:201710月末(予定)

展示場所:深草図書館 2階展観スペース

【主な展示資料】(予定)

『エクセルで分析、パワポでプレゼン! : 説得力を高めるプレゼン活用テクニック

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21555172


『卒論を書こう:テーマ探しからスタイルまで』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21338127


『できるPowerPoint2013Windows8/7対応』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21525376


『できるWord&Excel2013Windows10/8.1/7対応』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21605463


『ドキュメンタリーを作る2.0:スマホ時代の映像制作』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32009255


『伝わるデザインの基本:よい資料を作るためのレイアウトのルール』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32003484

『創作のヒミツ』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32010553


『スマートフォン時代の法とルール:ツイッター、
SNS、動画配信サービス、携帯電話のトラブルと解決法』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21471960



『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21590157


『「論文を書く」ということ:憂鬱な知的作業のすすめ』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21581144


 卒論・プレゼン展(9-10月)資料リスト.pdf



2017年度大宮図書館特別展観「~物語る~」を開催します!!

龍谷大学では、これまでも図書館が所蔵している貴重な古典籍を特別展観として展示してまいりましたが、今回は、仏教の著名な説話をはじめとして、古今東西の人々が紡いできた「物語り」を紹介したいと思います。今回は50点の資料を出陳します。

この機会に普段見ることができない貴重な資料を御覧ください。

 

日  程:2017年10月12日(木)~10月20日(金)

 

時  間:10時~17時(16時30分受付終了)

    ※最終日の10月20日のみ、16時まで(15時30分受付終了)

 

場  所:龍谷大学大宮学舎本館  展観室

 

注意事項:1)駐車場はありません。公共の交通機関を御利用ください。

     2)展観図録を御来場記念に一人1部、無料で進呈します。

特別展覧会チラシ

ナレッジコモンズオープニングイベントのお知らせ

2017年9月11日に大宮図書館にナレッジコモンズがオープンします。
オープンに伴い下記のとおりイベントを開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

①イベント名:「和装本のメモ用紙をつくろう」

②日時:2017922日(金)13時~16

   ※2部入替制で実施

     113時~1420

     21450分~16

③定員:各時間帯15名(合計30名、先着順)
④申込方法:大宮図書館カウンターへお越しください。
⑤申込期間:9月11日~9月20日

ナレッジコモンズイベント.pdf

2017年9-10月展観「眺めたくなる図鑑の世界」

  毎日のように利用される方もいれば、普段は行く機会がないという方も多い大学図書館。

 試験期に来館者数が伸びることから、学生の皆さんは大学図書館を「勉強場所」として活用されていることが分かります。

 公共図書館に比べ、学修エリアが充実していることは大学図書館の特徴ともいえます。

 ただ、もっと気軽に、日常的に足を運べる場所で在りたいと、瀬田図書館は考えています。

 そこで今回は、文章をじっくり読まずとも、ただ眺めているだけで楽しい本「図鑑」を下記のとおりご紹介します。「図鑑」というと小学校の図書室にあるような子ども向けのものを連想されるかもしれませんが、瀬田図書館では大人が楽しめる図鑑を多く所蔵しています。


 今回の展観を機に、大学図書館の本が難しいものばかりではないことを知ってください。

 そして、空いた時間に「ちょっと図書館に行こうかな」と思っていただけと嬉しいです。


 【企画内容】

 

   テーマ: 図書館で図鑑を楽しむ

   日 時: 201791()20171031()

   場 所: 瀬田図書館本館1階 


           2017年9-10月「図鑑」ポスター .pdf

   

        

9~10月展観 「ロボットと人間の歩み」

  瀬田図書館本館地下1階のナレッジスクエアにて、下記のとおり「ロボットと人間の歩み」と題した展観を実施します。

  私たちの生活に深く関わるロボット技術や人型ロボットの歴史など、様々な視点から資料を集めました。科学技術に関連したフィクション作品もいくつかご紹介しますので、理系分野に苦手意識がある方もぜひ展観に足をお運びください。

                             記

【企画内容】

 概  要 :  ロボット技術に関する資料の展示

 日  時   :  201791日(金)~20171031日(火)

 場  所 :  瀬田図書館本館地下1階 ナレッジスクエア

 

【おもな展示図書(一部)】

『ロボット解体新書 : ゼロからわかるAI時代のロボットのしくみと活用』(31700000446

『ロボティクス最前線』(11600009074

AIが同僚 : あなたはたのしく一緒に働けるか』(31705008297

『人工知能はいかにして強くなるのか? : 対戦型AIで学ぶ基本のしくみ』(31700000105

『東芝の祖からくり儀右衛門 : 日本の発明王田中久重伝』(31505004334

『ロボット産業最前線 : 産業、サービス、医療用ロボット174社・団体の最新動向』

 (31605076620

RTスピリッツ : 人に役立つロボット技術を開発する』(31100039928

『人工知能の作り方 : 「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか』(31705003758

I, robot』(31500007267

『女王の百年密室 : God save the Queen』(10405011370


      

       2017年9-10月「ロボット」ポスター.pdf

深草ミニ展観 京都展 開催中!!


京都に関する様々な資料を収集し、もっと京都を知ってもらおうという企画です。深草図書館1階柱状書架と地下1AVコーナーに展示しています。


【期間】201781日~9月末(予定)

【場所】深草図書館 1階柱状書架と地下1AVコーナー

【主な展示資料】

図書

『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』(11400029941

『京都まちかど遺産めぐり : なにげない風景から歴史を読み取る』(31405014208

『京都奥の迷い道 : 街から離れて「穴場」を歩く』(11500049787

『みやこ図会ごよみ』(21605004744

『水の都京都 : 京のめぐりあい』(31405042351

『「そうだ京都、行こう。」の20年』(31505000886

『京都土壁案内』(31205006900

『彩色みやこ名勝図会 : 江戸時代の京都遊覧』(10905040981

『家庭画報の京都 : 完全保存版』(10705029958

『京都の歴史を足元からさぐる』(10705052285

『景観を歩く京都ガイド : とっておきの1日コース』(10405051015

『図説・新選組史跡紀行 : 決定版』(30300049491

『京都・幕末維新をゆく』(10010019290

『幕末維新京都町人日記 : 高木在中日記』(29450267946

 

AV資料

『鴨川ホルモー』(11500011350

『名探偵コナン : 迷宮 (めいきゅうの十字路 (クロスロード)』(11300017716 


今回展示している資料のリストです。
京都展 資料リスト.pdf

2017年9月大宮図書館にナレッジコモンズがオープン!

大宮図書館にナレッジコモンズがオープンします。
視聴覚資料室をナレッジスクエアに改修し、
利用しやすい環境をデザインしながら学び合えるスペースが誕生します。
また、グループワークルーム(現グループ学習室を改称)は、
複数人での発表やプレゼンの準備や、グループ学習に最適です。

改修に伴うサービス停止等は「お知らせ」にてご案内します。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


ナレッジコモンズ.pdf

七月展観「祇園祭―山鉾絵図と能絵鑑―」開催中(7月26日まで)

 7月の京都の町中は、祇園祭で一ヶ月賑わうこととなります。祇園祭は日本三大祭のひとつとして、つとに有名であり、山鉾巡行には内外からの多くの見物客が訪れます。また祇園祭は、「京都祇園祭の山鉾行事」として、ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。

 戦後長い間、祇園祭のハイライトである山鉾巡行は、17日に集約されていましたが、平成26年度から49年ぶりに後祭巡行(24日)が復活し、本来のかたちに戻ったともいわれています。


 今回は「祇園祭山鉾町鳥瞰図」を中心に、代表的な山鉾五基の詳細図を展観します。同図は、昭和60年の発刊ですので、その後復興した鉾(大船鉾)は掲載されていません。ただし、同図は、山鉾とともに三十年前の鉾町の様子が鳥瞰されており、建物の移り変わりから当時を窺える貴重な資料ともいえます。


 
また、山鉾には能から取材されたものも多く、今回は「山鉾絵図」と「能絵鑑」を併せて展示しております。能楽との関連からも、それぞれの山鉾の由来を知っていただければと思います。

 

《展観資料》(すべて深草図書館蔵)

①祇園祭山鉾町鳥瞰図(京都名所行事絵図刊行会編)

②長刀鉾(詳細図)

「小鍛治」(能絵鑑)

③岩戸山(詳細図)

 「絵馬」(能絵鑑)

④芦刈山(詳細図)

 「芦刈」(能絵鑑)

⑤橋弁慶山(詳細図)

 「橋弁慶」(能絵鑑)

⑥鈴鹿山(詳細図)

 「田村」(能絵鑑)


※併せて、祇園祭に関する書籍を、1階柱状書架に配架しています。 

 

<開催報告>「本を語る夕べ」について

図書館では、74日(火)に「本を語る夕べ」を開催しました。

「本を語る夕べ」は、図書館の新しい企画で今回が初めての開催となりました。

 

初回のスピーカ―は法学部の高橋進先生でした。高橋先生は、『ポピュリズムとは何か:民主主義の敵か、改革の希望か』(水島治郎著、中央公論新社、2016)をもとに、日本や世界でも話題となっているポピュリズムの潮流について、それに関連する人物のスライド写真の紹介も交えて語っていただきました。

当日の参加者は、高橋先生以外に学生が6名、教員が2名でした。会場となった和顔館2階のグループワークルームは、ちょうどゼミの読書会のような雰囲気で、ポピュリズムについて学生さんから高橋先生に幾つかの質問もなされました。

また高橋先生からは、ご自身が研究者になろうとしたきっかけのお話しなどもお聞きすることができました。課題書の話題を超えて、学生にとっては、「大学での学び」についてあらためて気付かされる絶好の機会となったと思われます。

 

「本を語る夕べ」は、第2学期以降も随時開催していきます。深草図書館のみならず、大宮図書館や瀬田図書館でも開催を予定しています。

 

「本を語る夕べ」に参加して、あなたも新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけてください。