講習会などのイベント
【瀬田ミニ展観:10/1~11/28】食で巡る文化
今回の図書館企画展示「食で巡る文化」では、食にまつわる様々な物語をご紹介します。
時を超えて受け継がれてきた食の伝統から、異文化圏で育まれた食の多様性、そして食にまつわる奥深い物語まで、様々な角度から食の魅力を探求できる書籍を集めました。『沖縄の食文化』や『京都 古民家カフェ』のように、身近な地域の食に改めて目を向けたり、『リンゴの文化誌』のように一つの食材に焦点を当てることで、見慣れた食事が特別なものに感じられるかもしれません。
一冊一冊が語りかける食の背景や、時代とともに変化する食のあり方を知ることで、きっと新たな発見があると思います。ぜひこの機会に、お気に入りの一冊を見つけてみてください。
※リブアドとは瀬田図書館ライブラリーアドバイザーの略で図書館で1年業務経験を積んだ学生アシスタントスタッフの事です。ライブラリーアドバイザーは利用者のお困りごとをサポートをする仕事をしたり、新着本やDVD、おすすめ本等のコーナーづくりを担当していたり幅広い業務を行っています。
展示期間:2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)
展示場所:瀬田図書館 本館1階展観B(角状書架)
主な展示資料
『有職食文化図鑑 : 儀礼・食材・料理・器』
『ご馳走帖 : 古代ギリシア・ローマの食文化』
『イギリス菓子図鑑 : お菓子の由来と作り方 : 伝統からモダンまで、知っておきたい英国菓子104選』
『回転寿司になれる魚図鑑』
【瀬田ミニ展観:10/1~11/28】ジョナサン・スウィフト没後280周年
2025年はジョナサン・スウィフト(1667年11月30日~1745年10月19日)没後280周年にあたります。子供向けの冒険物語として有名な『ガリヴァー旅行記』ですが、架空の渡航記の形式をとりながら、政治、科学、宗教、人間性への痛烈な批判を展開し奇想天外な世界を通じて、当時の社会の矛盾を浮き彫りにし、当時のイギリスの党派争いや宗教対立の風刺が描かれた風刺文学の傑作として後世の作家たちに多大な影響を与えています。また、現代の政治や社会にも通じる普遍的なテーマを持っていて、今もなお愛され続けているのではないでしょうか。スウィフトは笑いの裏に怒りと悲しみを秘めた作家。彼の作品を読むと「人間とは何か」「社会とは何か」を考えさせられます。この機会にスウィフトの作品にふれてみてはいかがでしょうか。
展示期間:2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)
展示場所:瀬田図書館本館1階展観D(新館への通路脇)
主な展示資料
『ガリバー旅行記』
『奴婢訓 : 他一篇』
『ジョナサン・スウィフトと重商主義』
『踏み絵とガリバー : 《鎖国日本をめぐるオランダとイギリス》』
『スウィフト伝 : 「ガリヴァー旅行記」の政治学』
『ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース』
【深草ミニ展観:9/1~10/31】読書で翻訳を楽しもう展
世の中には、いろいろな言語で書かれた本があり、それらは日本語に訳されたり、日本語の本が外国語に訳されたりもしています。
そこで今回の展示では、小説・戯曲・叙事詩などの翻訳作品を中心に取り上げてみました。
同じ作品でも翻訳者によって表現がどう違うのかを読み比べたり、日本の小説が外国語でどう紹介されているかを見たりすることで、翻訳の面白さをぜひ感じてください。
翻訳という仕事や、翻訳者という職業にも興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
展示期間:2025年9月1日(月)~2025年10月31日(金)
場 所:深草図書館1階 展観スペース
【主な展示資料】
『モンテ=クリスト伯』 アレクサンドル・デュマ [著] ; 前山悠訳 ; 1. -- 光文社, 2025
『カラマーゾフの兄弟』 ドストエフスキー著 ; 亀山郁夫訳 ; 1 - 5. -- 光文社, 2006
『若草物語』 オルコット著 ; 麻生九美訳. -- 光文社, 2017
『走れメロス・東京八景 : 他五篇』 太宰治作 ; 安藤宏編. -- 岩波書店, 2024
【深草ミニ展観:9/9~12/12】まずはこのシリーズ!学びの第一歩展
大学生活の中で、読書は自分の考えを深めたり、世界を広げたりする大切なきっかけになります。
でも、「何から読めばいいかわからない」「難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回の展示では、NHKシリーズ「まなびの基本」、ちくまQブックス、岩波ジュニア新書など、読みやすくてわかりやすい内容の本を集めました。
専門知識がなくても楽しめる、知的な入門書の世界。まずは気になる一冊をぜひ手に取ってみてください。
展示期間:2025年9月3日(水)~2025年12月12日(金)
場 所:深草図書館和顔館2階 展示コーナーC(旧受付カウンター前)
【主な展示資料】
『お経で読む仏教』 釈徹宗著. -- NHK出版, 2021. -- (教養・文化シリーズ)(NHK出版学びのきほん).
『ここちよさの建築』 光嶋裕介著. -- NHK出版, 2023. -- (NHK出版学びのきほん)(教養・文化シリーズ).
『星の王子さま : サン=テグジュペリ』 水本弘文著. -- NHK出版, 2013. -- (NHK「100分de名著」ブックス).
『AIにはない「思考力」の身につけ方 : ことばの学びはなぜ大切なのか?』 今井むつみ著. -- 筑摩書房, 2024. -- (ちくまQブックス).
『パスタでたどるイタリア史』 池上俊一著. -- 岩波書店, 2011. -- (岩波ジュニア新書 ; 699)
『はじめての動物地理学 : なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの? 』 増田隆一著. -- 岩波書店, 2022. -- (岩波ジュニアスタートブックス)
【大宮ミニ展観:2025/9/1~10/24】「色彩で読むこころと文化」展
私たちは、自然界の色や衣服の色など、さまざまな色彩と共に生活し、心を寄せてきました。 何気なく目にした色に心を乱されることもあれば、色に触れることで落ち着きを覚えることもあります。
今回の展示では、色彩の心理的な作用だけでなく、文化的・芸術的な側面も、時代や国境を越えて幅広くご紹介します。
この機会に、私たちが色に惹かれる意味について、多様な視点から探ってみてください。
期間:2025年9月1日~10月24日
場所:大宮図書館 2F 入館ゲート横 展示コーナー
【主な展示資料】
・デザインと色彩の心理学
・こころの地図 : 色調が教えてくれるこころの世界
・色彩とパーソナリティー : 色でさぐるイメージの世界
・色彩の魔力 : 文化史・美学・心理学的アプローチ
・ピンクと青とジェンダー
・赤を見る : 感覚の進化と意識の存在理由
・色彩の博物事典 : 世界の歴史、文化、宗教、アートを色で読み解く
他多数展示しています。