イベント
2023年は山本周五郎(1903年6月22日~1967年2月14日)生誕120周年にあたります。山本周五郎といえば第17回直木賞を断固辞退したのをはじめ受賞を要請された文学賞のすべてを「文学は賞のためにあるのではない」と一蹴するという硬骨ぶりが有名です。そんな彼は新聞・雑誌記者を経て小説家となり初めは劇作や童話、少女小説の執筆を主としていましたが、1932年5月号『キング』に時代小説を発表して以降大人向けの大衆娯楽雑誌を作品活動の舞台とするようになり一時は文学作者や批評家からはほとんど黙殺された時代がありました。しかし彼は「文学には”純”も”不純”もなく”大衆”も”少数”もない。ただ”良い小説”と”わるい小説”があるばかりだ」との信念を貫き、日の当たらぬ庶民の側にたち既成の権威に抵抗する態度を持ち続けたのです。その功績を記念し、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により創設されたのは彼の死後20年目の1987年9月のことでした。 展示期間:2023年6月1日(木)~2023年6月30日(金) 展示場所:瀬田図書館 本館B1階展観D(新館側) 関連サイト:山本周五郎賞 ※主な...
5月29日(月)に深草図書館で、ライブラリーサポーターの任命式を行い、新サポーターの紹介、図書館長の挨拶、記念撮影などが実施されました。 ライブラリーサポーターは、2014年度から発足した制度で、現在43名(今年度新規登録者15名)の学生さんが登録し、図書館ボランティアとして図書館での様々な活動が行われています。   今年度は、コロナ禍で途絶えていた対面活動を徐々に再開していく予定です。 先日の5月27日(土)には、全国保護者懇談会(京都会場)の図書館施設見学に併せて、ライブラリ―サポーターによる図書館ツアーを実施しました。ライブラリ―サポーターも初めての経 験でしたが、参加された保護者の方からは「学生さんから直接に案内して貰えて、頼もしく感じました。」など好評を頂きました。 これまでのライブラリーサポーターの活動については、広報誌『Libれぽ!』や図書館報『来・ぶらり』をご覧ください。 ライブラリーサポーターは随時、募集しています。 関心のある方はbiblio@ad.ryukoku.ac.jpまでご一報ください。
活動制限もなくなり以前の講義形態が戻ってきました。増えた対面講義や実習など、学業面で大変なことも増えたはず。そこで学習におすすめの本を選び展示することとしました。是非一度ご覧ください。(ライブラリーサポーター企画) 展示期間:2023年5月24日(水)~ 2023年7月25日(火)場  所:瀬田図書館 本館1階 展観C(カウンター向かい) 主な展示資料『世界で楽しまれている50の園芸植物図鑑 : イギリス王立園芸協会版』『必ず収穫できる藤田智の野菜づくり入門 : 作って食べる楽しい園芸』『育てて楽しむ手のひら園芸 : かんたん!きれい!失敗しらず!』『教師の社会学 : フランスにみる教職の現在とジェンダー』『ボタニカルイラストで見る園芸植物学百科』『犯罪の科学』 図書館イベントカレンダーはここをクリック!
6月は環境月間です。環境省をはじめ地方自治体等が様々な催し物を通じて、環境に対する啓発活動が展開されています。龍谷大学では2022年1月に「龍谷大学カーボンニュートラル宣言」を発出、4月には「地域脱炭素の推進に関する協力協定」を環境省と締結、11月には環境生態工学課程の5名の学生が「環境報告書」を作成、12月には龍谷大学学生気候会議を開催。今年に入ってからも2月には「ゼロカーボンユニバーシティ」の実現に向けた包括連携協定をDaigasエナジー株式会社と締結、3月には「京都市脱炭素先行地域推進コンソーシアム」に「グリーン人材ワーキング」のリーダー会員として参画、と様々なスタンスから取組み続けています。これからも環境問題に対する本学の取組みに注目してください。そして一緒に環境について考えましょう。 展示期間:2023年6月1日(木)~2023年6月30日(金)場  所:瀬田図書館 本館1階 展観D(新館への通路脇) 主な展示資料『センス・オブ・ワンダー』『サイレント・アース : 昆虫たちの「沈黙の春」』『不都合な真実 : 切迫する地球温暖化、そして私たちにできること』『エコな毎日 : プラスチックを減らすアイデア75×基礎知識×...
皆さんはTwitterやFacebookなどのSNSとどのように付き合っていますか?SNSは便利なツールですが、SNSによる誹謗中傷などの社会問題となっています。この展観では、SNSとの上手な付き合い方などを考えるための本を集めました。どうぞご利用ください。 展示期間:2023年6月1日(木)~2023年6月29日(木)場  所:瀬田図書館 本館1階 展観A(ゲート横) 主な展示資料『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認』『SNS暴力 なぜ人は匿名の刃をふるうのか』『脱ネット・スマホ中毒 依存ケース別SNS時代を生き抜く護身術!』『ネット炎上の研究 : 誰があおり、どう対処するのか』『若者言葉の研究 : SNS時代の言語変化』『ネットとSNSを安全に使いこなす方法』 図書館イベントカレンダーはここをクリック!
日常的にSDGsについて考えることはありますか? 深草図書館では、SDGsの持続可能な17の開発目標のうち、いくつかに対象を絞った形で関連図書の特集展示を行っています。2021年度-Re HUMAN-2022年度の-Re NATURE-に続き、今回は-Re Regional (地域活性化/コミュニティ/働きがい)-に関する書籍を多数展示しています!是非興味のあるテーマの本を手に取っていただき、この機会にSDGsについて考えてみましょう。なお、龍谷大学では「仏教SDGs」の取組を重点的に情報発信するプラットフォームとして、特設サイト「ReTACTION」を開設しています。ReTACTIONサイトでは様々な取組や取材記事をアップしていますので、併せてご覧ください。ReTACTION(リタクション)https://retaction-ryukoku.com/category/re_regional 展示:2023年5月1日(月)~場所:深草図書館1F 正面奥展示スペース 主な展示資料:・小売業の実践SDGs経営・ポール・ローマーと経済成長の謎・SDGsの経営学 : 経営問題の解決へ向けて・経営戦略としてのSDGs・ESG : “未来から愛される会社"になって地域×業界No.1を目指す・サステナビリティ・SDGs経営 : ビジネスパーソンの新知識100・集中力
社会学部コミュニティマネジメント学科では1年次配当科目「入門ゼミナール」において独自に開発した「図書館探検ツアー」を実施し、大学図書館の使い方や文献の探し方などを体験しながら学べる仕組みを取り入れています。図書館で実施している「図書館探検型ツアー」はこの取り組みがモデルになっています。今年度のコミュニティマネジメント学科「図書館探検ツアー」の目玉として、下記の貴重書を展示することになりました。いずれも歴史の教科書に掲載されている誰もが知っている貴重書中の貴重書です。これらの資料で学んだ往時の人々、またそれらを後世に残し、受け継いできた悠久の歴史に思いを馳せてみてください。今回の展示は「龍谷の至宝」の中のごく一部ですが、社会学部コミュニティマネジメント学科新入生以外の皆様も是非この機会にご覧ください。 展示期間:2023年5月8日(月)~2023年6月10日(土)予定場  所:瀬田図書館 本館B1階 展観C(中央) 展示資料『平家物語』『解体新書』『李柏尺牘稿』レプリカ 関連サイトへのリンク    龍谷蔵    龍谷ミュージアム 図書館イベントカレンダーはここをクリック!
5月になり、新生活も少し落ち着いてきたころではないでしょうか。5月病といった言葉があるように疲れが出てきてしまっている人もいるかと思います。そんなときこそ新しい生活をより良くするために他のことを始めてみるのも良いかもしれません。体を動かしたり、授業で必要なプレゼンテーションのノウハウを学んだり、自分や家族の健康について考えることはとても重要です。自分自身がより快適に過ごすために「自分マネジメント」してみるのはいかがでしょうか。 展示期間:2023年5月1日(月)~2023年5月31日(水) 展示場所:瀬田図書館 本館1階 展観E(リブアドカウンター横)   主な展示資料     「正しい筋肉学 : メリハリある肉体美を作る理論と実践」 「論理的にプレゼンする技術 : 聴き手の記憶に残る話し方の極意」 「デキるふり」からはじめなさい」 「ファミリースキンケア : スキンシップのススメ」 ※リブアドとは 瀬田図書館ライブラリーアドバイザーの略で1年業務経験を積んだ学生アシスタントスタッフの事です。ライブラリーアドバイザーは利用者のお困りごとをサポートする仕事をしたり、おすすめ本等のコーナーづくりを担当して...
瀬田図書館本館一階展観コーナー、5月のテーマは「『○○学』~ぶーくんの知らない世界 Part2~」です。図書館には様々な内容に特化した本が数多くあります。いままで出会うことのなかった新しい知識や情報など、新たな世界があなたを待っているはず。瀬田図書館のマスコット「ぶーくん」と一緒に、皆さんの「知らない世界」を見つけてみてください!※「ぶーくん」は図書館ライブラリーアドバイザーのイメージキャラクターです。図書館のあちこちから皆さんの学生生活を見守ってくれる癒し系ゆるキャラです。 展示期間:2023年5月1日(月)~2023年6月3日(月) 展示場所:瀬田図書館 本館1階展観B(角状書架) 主な展示資料     ときめき昆虫学 社会性昆虫の進化生物学 世界の廃墟図鑑 : フォトミュージアム : 産業・科学・文化遺産 世界天才紀行 : ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで リブアドとは瀬田図書館ライブラリーアドバイザーの略で図書館で1年業務経験を積んだ学生アシスタントスタッフの事です。ライブラリーアドバイザーは利用者のお困りごとをサポートをする仕事をしたり、文庫本やDVD、おすすめ本等のコーナーづくりを担当していた...
2023年は寺山修司(1935年12月10日~1983年5月4日)没後40周年にあたります。寺山修司といえば後年劇作家として知られていますが、世に出た最初のきっかけは短歌の歌人としてでした。父親が10歳の時に戦死し、母親とも仕事のために離れ離れで生活をするそんな幼少期を青森で過ごし、中学の時に出会った友人の影響で俳句にのめり込んでいき、文芸部にはいり俳句や詩を学校の新聞に書き続けました。その後早稲田大学教育学部国文学科に入学し早稲田大学短歌会に入りました。中条ふみ子の「乳房喪失」に大きな感銘を受け自らも「チエホフ祭」で「短歌研究」新人賞を受賞しました。狭いジャンルに留まることなく寺山ワールドを様々な形で繰り広げていくのが寺山の芸術の大きな特徴であり、有名な「職業は寺山修司です」といった彼独特の表現を活かして事実と虚構が入り混じる世界を構築していったのだとおもいます。是非この機会に寺山修司の世界を覗いてみてください。 展示期間:2023年5月1日(月)~2023年5月31日(水)展示場所:瀬田図書館 本館B1階展観D(新館側) 主な展示資料      『寺山修司:過激なる疾走』『寺山修司全歌集』『親ばなれ子ばなれ:寺山修...