講習会などのイベント
【瀬田ミニ展観:10/1~11/28】Stop and Smell the Roses
わたしたちは香りを、「嗅覚」という五感の一つを通して、感じることができます。また、嗅覚は、感情や記憶、本能に深く関りがあると考えられています。
特定の香りを嗅いだ時に、その香りに結びついている過去の記憶や感情を呼び起こさせる現象を「プルースト現象」と言います。
香り。それはかすかな香りの記憶や幼い頃の淡くほろ苦い思い出を呼び起こす。おぼろげながらも、たおやかに力強く。
今回の展観では、そんな「香り」にまつわる資料を集めました。
どうぞお手に取ってご覧ください。
展示期間:2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)
展示場所:瀬田図書館本館1階展観A(ゲート横)
主な展示資料
『図説鼻とにおいの文化史 : クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで』
『かぐわしき植物たちの秘密 : 香りとヒトの科学』
『香水のすべて : イラストで読み解く香りの文化と歴史』
『新しい香水の教科書』
『調香師が語る香料植物の図鑑』
『マンガでわかる香りとフェロモンの疑問50 : ヒトにフェロモンはある? 病気のにおいは嗅ぎ分けられる?』
【瀬田ミニ展観:10/1~11/28】新着本特集~宇宙~
図書館には毎年4万冊ほどの新しい本が入ってきます。今回は2025年5月~2025年7月に入荷した本を紹介します。その中から宇宙に関連のある本を中心に選んでいます。宇宙にはたくさんの謎が隠されています。「宇宙は有限なのか」「生命は存在するのか」…。宇宙について知れば知るほど謎が深まり、もっと知りたくなるのではないでしょうか。皆さんも、秋の夜空を見上げて宇宙に思いを巡らせましょう。
※リブアドとは瀬田図書館ライブラリーアドバイザーの略で図書館で1年業務経験を積んだ学生アシスタントスタッフの事です。ライブラリーアドバイザーは利用者のお困りごとをサポートをする仕事をしたり、新着本やDVD、おすすめ本等のコーナーづくりを担当していたり幅広い業務を行っています。
展示期間:2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)
展示場所:瀬田図書館 本館1階展観E(リブアドカウンター横)
主な展示資料
『やっぱり宇宙はすごい』
『クッキーをつくれば宇宙がわかる』
『すばる望遠鏡宇宙の神秘を探る』
『天文学者が1を知ると、宇宙は10の謎を投げかけてくる : 研究者たちが見ている宇宙の最前線』
『見たこともない宇宙』
『あなたがブラックホールについて知っていることはほぼすべて間違っている : オックスフォードの研究者が教えるブラックホールと宇宙のはなし』
【瀬田ミニ展観:10/1~11/28】食で巡る文化
今回の図書館企画展示「食で巡る文化」では、食にまつわる様々な物語をご紹介します。
時を超えて受け継がれてきた食の伝統から、異文化圏で育まれた食の多様性、そして食にまつわる奥深い物語まで、様々な角度から食の魅力を探求できる書籍を集めました。『沖縄の食文化』や『京都 古民家カフェ』のように、身近な地域の食に改めて目を向けたり、『リンゴの文化誌』のように一つの食材に焦点を当てることで、見慣れた食事が特別なものに感じられるかもしれません。
一冊一冊が語りかける食の背景や、時代とともに変化する食のあり方を知ることで、きっと新たな発見があると思います。ぜひこの機会に、お気に入りの一冊を見つけてみてください。
※リブアドとは瀬田図書館ライブラリーアドバイザーの略で図書館で1年業務経験を積んだ学生アシスタントスタッフの事です。ライブラリーアドバイザーは利用者のお困りごとをサポートをする仕事をしたり、新着本やDVD、おすすめ本等のコーナーづくりを担当していたり幅広い業務を行っています。
展示期間:2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)
展示場所:瀬田図書館 本館1階展観B(角状書架)
主な展示資料
『有職食文化図鑑 : 儀礼・食材・料理・器』
『ご馳走帖 : 古代ギリシア・ローマの食文化』
『イギリス菓子図鑑 : お菓子の由来と作り方 : 伝統からモダンまで、知っておきたい英国菓子104選』
『回転寿司になれる魚図鑑』
【瀬田ミニ展観:10/1~11/28】ジョナサン・スウィフト没後280周年
2025年はジョナサン・スウィフト(1667年11月30日~1745年10月19日)没後280周年にあたります。子供向けの冒険物語として有名な『ガリヴァー旅行記』ですが、架空の渡航記の形式をとりながら、政治、科学、宗教、人間性への痛烈な批判を展開し奇想天外な世界を通じて、当時の社会の矛盾を浮き彫りにし、当時のイギリスの党派争いや宗教対立の風刺が描かれた風刺文学の傑作として後世の作家たちに多大な影響を与えています。また、現代の政治や社会にも通じる普遍的なテーマを持っていて、今もなお愛され続けているのではないでしょうか。スウィフトは笑いの裏に怒りと悲しみを秘めた作家。彼の作品を読むと「人間とは何か」「社会とは何か」を考えさせられます。この機会にスウィフトの作品にふれてみてはいかがでしょうか。
展示期間:2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)
展示場所:瀬田図書館本館1階展観D(新館への通路脇)
主な展示資料
『ガリバー旅行記』
『奴婢訓 : 他一篇』
『ジョナサン・スウィフトと重商主義』
『踏み絵とガリバー : 《鎖国日本をめぐるオランダとイギリス》』
『スウィフト伝 : 「ガリヴァー旅行記」の政治学』
『ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース』
【深草ミニ展観:9/1~10/31】読書で翻訳を楽しもう展
世の中には、いろいろな言語で書かれた本があり、それらは日本語に訳されたり、日本語の本が外国語に訳されたりもしています。
そこで今回の展示では、小説・戯曲・叙事詩などの翻訳作品を中心に取り上げてみました。
同じ作品でも翻訳者によって表現がどう違うのかを読み比べたり、日本の小説が外国語でどう紹介されているかを見たりすることで、翻訳の面白さをぜひ感じてください。
翻訳という仕事や、翻訳者という職業にも興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
展示期間:2025年9月1日(月)~2025年10月31日(金)
場  所:深草図書館1階 展観スペース
【主な展示資料】
『モンテ=クリスト伯』 アレクサンドル・デュマ [著] ; 前山悠訳 ; 1. -- 光文社, 2025
『カラマーゾフの兄弟』 ドストエフスキー著 ; 亀山郁夫訳 ; 1 - 5. -- 光文社, 2006
『若草物語』 オルコット著 ; 麻生九美訳. -- 光文社, 2017
『走れメロス・東京八景 : 他五篇』 太宰治作 ; 安藤宏編. -- 岩波書店, 2024