講習会などのイベント
【瀬田ミニ展観】「新入生応援展」開催案内
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
瀬田図書館では、新入生の方に、今後の学生生活をよりスムーズに送って
いただくべく、キャンパスライフ全般、課外活動、暮らしの知恵、そして、
学習法の4つの分野に分けて、大学生活のノウハウを紹介する展示を行って
います。
「心機一転、何か新しい知識を蓄えたい」という方のご利用も大歓迎です。
全て貸出可能な資料となっておりますので、お気軽にご来館ください。
期間:2020年6月1日(月)~2020年6月30日(火)
場所:瀬田図書館本館1階 ミニ展観コーナー
主な展示資料:
・「大学生になるってどういうこと? : 学習・生活・キャリア形成」
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21563135
・「アルバイト・パートのトラブル相談Q&A : 基礎知識から具体的解決策まで」
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32031206
・「ゼロからはじめる自炊の教科書」
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21576196
・「大学生の学習テクニック」
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21585799
【瀬田ミニ展観】「あなたに読んで欲しい本」開催案内
の思いを込めて選書しました。新生活が始まるこの機会に、図書館へ来てメンバー
それぞれが選んだ本を読んでみて下さい!
期間:2020年6月1日(月)~6月30日(火)
場所:瀬田図書館本館1階 ミニ展観コーナー
主な展示資料:
・「(あまり)病気をしない暮らし」 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32076279 ・「短編工場」 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21614461 ・「自分の小さな「箱」から脱出する方法」 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21563200 ・「七転八起 : 学びを回避する学生の理解と支援」 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32070070 ・「人生がときめく片付けの魔法」 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21538997 ・「ポジティブ志向と幸福感の心理学」 https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21593829 ・「どんな大学に入ってもやる気がでる本 : ホンネで考える大学の活用法A to Z」 |
図書館の資料を使ったユニークな研究について(紹 介)
2019年度に、ユニークな図書館利用がありました。理工学部環境ソリューション工学科の4年生(木村俊太郎、桑木捷汰)が、江戸時代に出版された書籍からヒトの毛髪を抜き取っていったのです。
大宮図書館の地下には、主に江戸時代から明治時代にかけて印刷・製本された和装本が、およそ7万冊も所蔵されています。当時の和装本は、表紙と裏表紙に使われる厚紙に、安価な再生紙を利用しています。ヒトの毛髪は、この再生紙に漉き込まれていて、書籍を傷つけることなく抜き取ることができます。しかも、毛髪の主がどの時代にどの地域で生きた人物なのか、和装本の刊記に記された刊行都市や出版年から推定できるのです。
毛髪からは、科学分析によってさまざまな情報を引き出すことができます。
桑木さんは、動物の食性を調べるために生態学者が用いる「安定同位体分析」を行いました。この分析は、主食(炭素源)は何か、主菜(タンパク源)は何かを推定するのに役立ちます。過去に、22題の和装本に対してこの分析が行われましたが(Maruyama et al. 2018Scientific Reports誌)、桑木さんの分析は、刊記の情報が確からしいものだけを厳選しても253題に及びました。当然、より信憑性の高い結果が得られました。分析によって示された次の傾向は、歴史学が古文書を読み解いて明らかにしてきた史実を、定量的に裏付けるものです。
▶現代人と比べ、江戸時代の都市に暮らす庶民は、米と海産物に純粋に依存していた
▶現代人と比べ、江戸時代の都市に暮らす庶民は、地域間での食性の違いが顕著であった
▶1650年から1900年まで、三都いずれにおいても、海産物への依存が高まっていった
▶海産物への依存は、上方(大坂・京都)で先行した
▶1650年から1900年まで、三都いずれにおいても、粟や稗を食べる割合が減り、米を食べる割合が増加した
▶米食への移行は、上方で先行した
一方、木村さんは、農業や上水を取り巻く環境の変遷を調べるべく、PIXE分析に取り組みました。この分析は、試料に陽子をぶつけることで発生する励起X線の特性から、数十種類の元素の含有量を非破壊的に測定するものです。千葉県の放射線医学研究所のお世話になって分析が進みました。分析が完了した20題の分析結果から、現代と江戸時代の飲料水の違いや、各種ミネラルの摂取量の違いなど、非常に興味深い傾向が見え始めています。
学長室(広報)の企画でも、取り上げられました。
( https://www.ryukoku.ac.jp/challenger/challenger52/20190725/index.html )
卒業研究としてまとめられた2人の研究は、後輩に引き継がれ、より踏み込んだ解析を経て学術雑誌などに発表されるとのことです。図書を所蔵することの新しい意義を見いだしたという点においても、ユニークな研究活動として、注目されます。
*木村さん、桑木さんの研究について、もっと知りたい方は、下記より、お二人の研究報告にアクセスできます。ぜひご覧ください。
https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/lib/data/pdf/kimura_kuwaki003.pdf
大宮図書館書庫で毛髪が漉き込まれている古典籍を選定しています
毛髪が漉き込まれている古典籍の表紙の裏側です
毛髪が漉き込まれていた古典籍の正確な刊行年代の鑑定作業をしています
漉き込まれた毛髪を分析機にかけ、同位体分析の作業をしています
【大宮図書館ミニ展観】『~眠れる図書館の資料たち~第2回』ミニ展観開催
大宮図書館の書庫には資料の大きさや形状などから、開架スペース以外の場所で眠り続けている資料があります。
この企画では、そういった資料を取り上げて紹介していきます。
今回は桜を取り上げ、「障屏画に描かれた桜」をテーマに、「桜」が描かれた障屏画を掲載している『原色日本の美術13障屏画』及び
『国宝)上杉家洛中洛外図大観』の2点をミニ展観として展示します。いずれも、当時の絵師が持てる技量のすべてを注いで描いた障屏画です。
美しく豪華に描かれた桜をご覧いただければと思います。
また、これらの資料は大型資料であるため、通常は、利用者の皆さんが立ち入ることのできない西黌地下の書庫に置かれている図書です。
開架書架と違って普段から目にすることはできませんが、OPACで検索して、カウンターに申し出ていただければ、いつでも閲覧していただく
ことができます。
3月19日から4月下旬まで大宮図書館閲覧カウンター前で展示します。ぜひ、御覧ください。※写真撮影等は不可です。御注意ください。
「音楽展」の案内
音楽はもはや人々の生活と切り離せないものになっていると言っても過言ではないでしょう。
ぜひ、音楽の新たな一面を発見してください!
地下1階AVコーナーではDVDを展示しています。
視聴したらシールを貼って投票を。
常設「就活展」の案内
就活関連の本を約200冊展示しています。
面接対策、エントリーシート作成、
自己分析、業界研究、
ビジネスマナー、スキルアップ、
肩の力を抜いて読んでいただける、お仕事小説など、
テーマごとに関連書籍を集めています。
これ読んだ?とオリンピック展
また、2020年東京オリンピックに向けての関連書籍を集めました。
見逃すなんてもったいないという展示です。
【2020年2月29日まで展示予定】
リスト「これ読んだ?とオリンピック展」.pdf
ポスター「これ読んだ?とオリンピック展」.pdf
SDGsについて考えてみよう!(深草ミニ展観)
と題して、SDGs全般と、各GOAL別に取り組みの参考となる図書を集めました。
実際に本を手にしながら、考えてみませんか?
2020年3月末まで展示予定です。
【大宮図書館ミニ展観】『絵本太閤記』と『絵本太功記』の展観開催案内
2020年のNHK大河ドラマで、戦国武将の明智光秀が主人公として取り上げられ、俄かに脚光を浴びています。
明智光秀は、戦国大名織田信長に見出されて、重臣の一人として仕えますが、やがて本能寺の変により、信長を自害させますが、
その後に同じく信長の重臣であった羽柴(豊臣)秀吉に山崎の戦いで敗れ、最期を迎えます。
山崎の戦いの勝者となった秀吉は、その後、信長の後継者として天下統一を果たして天下人となります。秀吉の生涯は幾つかの
伝記として残され、広義に総称して『太閤記』と呼ばれています。
一方、敗者となった光秀ですが、江戸時代中期になると人形浄瑠璃や歌舞伎の演目に光秀を主人公にした『絵本太功記』が作られ、
人気を博しました。この『絵本太功記』は、現在でも上演されており、人間国宝の中村吉右衛門らが演じています。
今回、勝者である秀吉の一生を絵本にして刊行した『絵本太閤記』と明智光秀を主人公にした演目『絵本太功記』を展示します。
読みは同じ「えほんたいこうき」ですが、勝者の物語と敗者の物語がそれぞれあることを知っていただければと思います。
2月2日から3月中旬頃まで大宮図書館閲覧カウンター前で展示します。御覧ください。
※写真撮影等は不可です。御注意ください。
第8回「私のお薦め本コンテスト」の館長講評文と受賞作本文を公開します。
第8回「私のお薦め本コンテスト-My Favorite Book-」表彰式を実施しました。
図書館では、学部生・短大生の皆さんを対象とした第8回「私のお薦め本コンテスト-My Favorite Book-」を実施しました。
今年度は、16篇の作品の応募があり、大賞1篇と優秀賞4篇が入選となりました。
表彰式は、12月19日(木)12時30分から、深草図書館B1階ナレッジコモンズで行われ、受賞者のみなさんに図書館長から、表彰状と副賞が手渡されました。
お薦め本コンテストは来年度も実施予定ですので、皆さん奮ってご応募ください。
【館長講評文】
第8回「私のお薦め本コンテスト」館長講評文.pdf
【受賞者一覧】
<大賞>
廣野 菜摘 (法学部 法律学科 3年)
いとうせいこう著、河出書房新社、2013.
<優秀賞>
黒田 聡実 (文学部 日本語日本文学科 2年)
フランソワ・デュボワ著;木村彩訳、講談社、2019.
<優秀賞>
牧野 鼓夏 (文学部 哲学科 1年)
マン著;岸美光訳、光文社、2007.
<優秀賞>
笹原 有貴 (文学部 日本語日本文学科 2年)
渡辺一夫著、講談社、1973.
<優秀賞>
崎野 知哉 (経済学部 国際経済学科 2年)
原研哉著、中央公論新社、2018.
【受賞作本文】
優秀賞『作曲の科学:美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」』.pdf
優秀賞『ヴェネツィアに死す』.pdf
優秀賞『ヒューマニズム考:人間であること』.pdf
優秀賞『白百』.pdf
【表彰式の模様】
受賞者の皆さんと審査員(道元図書館長、三原文学部教授)
【コンテストへ応募された方々へ:参加賞の受け取りについて】
今回応募された方で、残念ながら入賞されなかった方については、参加賞をお渡しいたします。参加賞の受け取りについては、作品を提出された図書館のカウンターで、学生証を提示して申し出てください。
なお受取時間は、2020年1月29日までの「図書館開館日(平日)の開館時間~17時まで」とします。