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講習会などのイベント

【開催報告】「本を語る夕べ」(第1回:赤松徹眞先生)

図書館では、515日(火)に「本を語る夕べ」を開催しました。

「本を語る夕べ」は、昨年度から実施している図書館の取り組みです。

 

今年度の初回のスピーカ―は、前学長で名誉教授の赤松徹眞先生でした。取り上げられた本は、『神々の明治維新:神仏分離と廃仏毀釈』(安丸良夫著、岩波新書、1979)でした。同書では、「神仏分離と廃仏毀釈を通じて、日本人の精神史に根本的といってよいほどの大転換が生まれた」と主張されています。まさに、この時代の明治の政策が、現代の私たちの精神のありようも規定しているともいえるのです。

当日の参加者は、赤松先生以外に学生が10名、教員が2名でした。会場となった和顔館2階のグループワークルームは、赤松先生の生のお話しを聴こうとする熱心な学生たちが集っていました。

赤松先生からは、丁寧なレジメもご用意していただきました。先生の報告の後には、参加した学生たちが、レジメをもとに先生に対してそれぞれ質問を重ねていきました。また、先生からは、当日の参加者に対して、ご著作の『龍谷大学の日々:学長職退任にあたって』(赤松徹眞著、永田文昌堂、2017)が特別に贈呈されました。同書は赤松先生が学長職であられた2011年度から2016年度の任期中における式辞・法話、あるいは折々に書き綴られたメッセージを、その時々の写真とともにまとめられたものです。同書では、東日本大震災や阪神・淡路大震災への学長メッセージも掲載されており、本学と社会との関わりについても、深く洞察されています。

 

なお、当日に参加された世古口佳恵さん(文学部歴史学科仏教史学専攻4回生)から、「本を語る夕べ」に参加された感想を下記のとおり寄せて頂きました。

  私は「本を語る夕べ」に参加して、「本を読むこと」について考え直す機会を得ることができた。赤松先生は『神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈―』の背景にある著者を取り巻く時代状況について話してくださった。本には著者の問題意識と、その背景にある時代状況が反映しており、「本を読むこと」とは、内容理解のみに留まらない奥深さと面白みがあることを実感した。また、赤松先生の「政策は自然現象ではない」という言葉は非常に印象的であった。そこにはどのような意図が内包されているのか、それがもたらす影響とは何か、学びを通して考えていきたいと思った。今生きている現代も自然現象ではないからこそ、様々な事象、時にはそれを当たり前だと思い込んでしまっている自分に疑問を投げかけ、考察、そして自身の生き方に反映させていく、それこそが学びなのだと感じた。これからも様々な本に出会い学びを深めていきたい。また本を媒介とした学びには、今回のように読書を通じて感じたことをあらゆる人と共有し合うという楽しさもあると思うので、私の学びに取り入れていきたい。

 

「本を語る夕べ」は、6月以降も順次開催していきます。

 「本を語る夕べ」<2018年度前期>.docx 

「本を語る夕べ」に参加して、あなたも新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけてください。



<実施報告>ライブラリーサポーター新歓企画 謎解きゲームⅣ「お花見の招待状」

深草図書館では新入生歓迎イベントとして、423日(月)~27日(金)の5日間にわたり謎解きゲームⅣ「お花見の招待状」を実施しました。このイベントは、ライブラリーサポーターの発案・企画によるもので、今回が4年目の実施となります。ゲームの内容は、図書館の蔵書、施設、データベース等に関するもので、学生の皆さんに深草図書館について様々な視点から馴染んでいただくことを目指しました。

<解答>謎解きゲーム2018.pdf

今回の企画を代表して、ライブラーサポーターの佐藤友紀さん(文学部2回生)から感想を寄せて頂きました。

 

「謎解きゲームを通して図書館のシステムや本の検索方法などを知ってもらえたのではないかと思います。皆さんが楽しく参加していただけたようで私自身も嬉しかったです。来年はもっと多くの方に参加していただけるように模索していきたいと思います。」

 

◎ライブラリーサポーターは、図書館活動を学生視線から捉え、様々な活動を実施しています。ライブラリーサポーターの活動に関心のある方は、下記のアドレスまでお問い合わせください。

biblio@ad.ryukoku.ac.jp



特別展観「2018年度龍谷大学カレンダー原本展」の開催について

 深草図書館では、現在、特別展観「2018年度龍谷大学カレンダー原本展」を開催中です。
 今回の特別展観では、新入生を中心に配布されている「龍谷大学カレンダー」(本学宗教部作成)に使用された絵巻物等の原本を展示しました。いずれも本学大宮図書館が所蔵するもので、その多くが本学の貴重書に指定されております。

 本学図書館の所蔵する至宝をじっくりとご観覧ください。


<開催期間>
 2018年5月18日(金)まで

<会場>
 深草図書館 1階 展観スペース


<展示作品リスト>
2018年度深草図書館特別展観リスト.pdf

<参考:「龍谷蔵:龍谷大学図書館 貴重資料画像データベース」)
http://www.afc.ryukoku.ac.jp/kicho/top.html

ライブラリーアドバイザーのおすすめ本「新しい趣味で広がる世界」

ライブラリーアドバイザーのおすすめ本「新しい趣味で広がる世界」

 

 瀬田図書館本館1階のおすすめ本コーナーでは、ライブラリーアドバイザー(Libアド)のおすすめ本を紹介します。

 

今回のテーマは「新しい趣味で広がる世界」です。新生活にも慣れてきた今日この頃、気分転換や自分磨き、スキルアップのために何か新しい趣味を始めてみませんか?

 何から始めたらいいのかわからない、どんなことができる? そんなあなたにおすすめの本を集めてみました。

 

 何かを始めるにはいい季節です。この本をきっかけに新しい自分を見つけてみませんか?

 

 この機会にぜひ手にとって読んでみてください。
   期 間2018516日(水)~714日(土)
   場 所
:瀬田図書館本館1階 おすすめ本コーナー

 
    テーマ:新しい趣味で広がる世界

「日本経済新聞の読み方講座」を開催しました。

412(木)と27(金)に農学部佐藤龍子先生によるミニ講義「日本経済新聞の読み方講座」を開催しました。

 

毎回大人気の「日本経済新聞の読み方講座」は、昼食をとりながら講義に参加できるよう、智光館地下1階スチューデントコモンズのミーティングルームで開催しています。今回は2日間で107名の参加者がありました。


 佐藤先生からは、
日本経済新聞の読むべきポイントとその読み方を、配布した当日の日本経済新聞を見ながら紹介いただき、図書館事務部からは、「日経テレコン」の使い方を紹介しました。参加者は昼食をとりながらも熱心に講義を聴講していました。

 

「日本経済新聞の読み方講座」は、今後も開催を予定しています。ホームページやポータルサイト、立て看板などで告知しますので、皆さん是非ご参加ください !!

 

また、瀬田図書館では、今回の「日本経済新聞の読み方講座」に関連する図書を本館1階階段前に展示しています。今回展示している図書は、全て貸出が可能ですので、是非ご利用ください。





深草図書館 旅と留学展


 深草図書館では、学生のみなさんに留学について関心をもってもらい、学生の間に“海外留学”という貴重な経験ができるということを身近に感じてもらえるよう留学関連本、英会話や語学の自己学習本、文化や歴史、案内記や紀行、旅行全般の5つのジャンルに分けて資料を収集し、深草図書館2階展観スペースに展示します。

 また、海外留学だけでなく国内でも旅を通じて貴重な体験をしてもらいたいと思い、それらをテーマに含めた資料も紹介しています。
 今回のミニ展観をきっかけに、自分を成長させるために使える時間が多い学生の間に、視野を広げ、海外留学や旅を通じて、将来に向けて多彩な選択肢がひろがればと思います。

 

旅と留学展資料リスト.pdf

 

 

【期間】201851日~6月末(予定)

 

 【場所】 深草図書館2F展観コーナー

【主な展示資料】(予定)

図書

『イギリス・アイルランド留学』(11405013338

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21550324

 

『海外留学の理想と現実 : 知っておきたい!』(10505076792

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21314972

 

『ネイティブなら子どものときに身につける英会話なるほどフレーズ100 : 誰もここまで教えてくれなかった使える裏技』(11403011491

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21238894

 

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング : 反射的に言える』(11300009055

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21441701

 

『カナダの歴史を知るための50章』(11705016123

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32031953

 

『名所と聖地に秘められた高低差の謎』(11705019081

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32035405

 

『これならわかるオーストラリア・ニュージーランドの歴史QA』(30905041235

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21413309

 

『日本の最も美しい町』(31705027850

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32037352

 

『旅行けばネコ』(10805043435

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21393574

 

『旅行ノススメ : 昭和が生んだ庶民の「新文化」』(19610021924

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB20453592

 

『英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩』(31605015966

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32000287

 

『カナダ文化万華鏡 : 『赤毛のアン』からシルク・ドゥ・ソレイユへ』(31305013728

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21524945

 

『日本語に生まれて : 世界の本屋さんで考えたこと』(31305054147

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21540014

 

                       等

                          以上

 

 

 

【瀬田ミニ展観】5月「就活応援展(準備編)」

 

 

20185月展観「就活応援展(準備編)」

 

今年度も『就活応援展』を瀬田図書館で実施いたします!5月に「準備編」、来年2月に「直前対策編」と題して計2回に分けて実施します。

「準備編」では自己分析やキャリアデザイン、企業研究に関連する資料を中心に展示いたします。  

また、就活に役立つデータベースとその検索方法をご紹介させていただきますので、就活生の方もこれからの方も、是非、この機会に瀬田図書館へ足をお運びください。

 

 

【企画内容】

 

概 要 : 就職活動関連資料、データベースの紹介

日 時 : 201851日(火)~2018531日(木)

場 所 : 瀬田図書館本館1 入館ゲート横

 

【主な展示資料】

 

◇『農ガール、農ライフ』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32008337


◇『自分の説明書の創り方 : 自分のためのキャリアプラニングのススメ』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21513526


◇『人生に迷わない36の極意 : プロフェッショナル仕事の流儀』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21570525


◇『希望をつくる仕事ソーシャルデザイン : アイデアは地球を救う。』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21524890


◇『地域の「おいしい」をつくるフードディレクションという仕事』

https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21553031


【ご案内】日本経済新聞の読み方講座の開催について

農学部佐藤先生による「日本経済新聞の読み方講座」を開催します。

「日本経済新聞の読み方講座」は毎年大好評の講座で、4月12日と27日の2回開催します。

4月12日に開催の時には、会場に入りきらないほどの方々にお越しいただきました。

前回参加できなかった方は是非お越し下さい!

このミニ講義では、お昼ご飯を食べながら講義を受講いただけます!!

皆様のご参加をお待ちしております。

テーマ :日本経済新聞の読み方講座

講 師 :農学部 佐藤 龍子 先生

日 時 :4月12日(木) 12:45~13:20〈終了〉

日 時 :4月27日(金) 12:45~13:20

場 所 :瀬田学舎 智光館 地下1階 ミーティングルーム

 内容紹介 :

文系の大学生なら読めて当たり前!? 理系ならかっこいい!? そんな日経新聞の読み方を知って、学生生活を豊かにし、就活にそなえましょう。

龍大生なら日本経済新聞を無料で読めるお得な情報も紹介します。

新歓イベント・ライブラリーサポーター企画「お花見の招待状」を実施します!

深草図書館では、新入生歓迎イベントとして、謎解きゲーム「お花見の招待状」を実施します。

謎解きゲーム「お花見の招待状」では、図書館内の資料や場所に関わる内容についてクイズ形式の挑戦状を解いてもらうことになります。この企画は、ライブラリーサポーターの発案によるもので、学生の皆さんに深草図書館について、様々な視点から馴染んでいただくことを目的としています。

一人でも多くの学生の皆さんに参加していただき、深草図書館の利用をより深め、充実した学生生活の一歩としてください。

 

☆実施期間

423日(月)~427日(金)

☆問題配布場所

深草図書館 B1階・1階・2階の各入退館ゲート付近

☆記念品受け渡し場所・日時

深草図書館 1階入退館口横 ライブラリーサポーターデスク

  ◎423日~27日 1230分~13

※なお、記念品は正答者・先着100名分を用意しています。

 

◎ライブラリーサポーターは、学生の視点を図書館の運営に反映させるために様々な活動を行っています。ライブラリーサポーターの活動に関心のある方は、下記のアドレスまでお問い合わせください。

biblio@ad.ryukoku.ac.jp

「本を語る夕べ」(5月15日、赤松徹眞先生)の開催について

昨年度に続き、今年度も「本を語る夕べ」を実施します。

「本を語る夕べ」では、先ずスピーカーが本をもとにした様々な話題を提供します。

そして、それをもとに参加者が、それぞれ興味・関心のあることについて、フリートークを重ねていきます。

あなたも、「本を語る夕べ」に参加して、新たな「本との出会い 人との出会い」を見つけませんか!

 

☆スピーカー

 赤松徹眞先生(前学長、名誉教授)

 

 『神々の明治維新:神仏分離と廃仏毀釈』

安丸良夫 著、岩波新書、1979

☆対象

 興味のある方はどなたでも 

なお、当日の参加者には、赤松先生から、ご著書『龍谷大学の日々:学長職退任にあたって』(永田文昌堂、2017年)が贈呈されます。

☆日時

2018515日(火)17時~1830

☆場所

深草図書館2F グループワークルーム4

<主催>龍谷大学図書館

<問合せ>f-lib@ad.ryukoku.ac.jp