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巻頭言

 3 キャンパスの図書館を巡ってみよう

 農学部教授

 三柴 啓一郎

 

 私は昨年度より本学農学部に着任しましたが、これまで他キャンパスに伺う機会がほとんどなかったため、先日、大宮キャンパスと深草キャンパスの図書館を訪問してみました。
 大宮図書館は、昭和11 年竣工の歴史を感じさせる重厚な建物で、重要文化財の本館をはじめとする大宮キャンパスの建物と調和していました。平成18 年に改装されたこともあり、建物の中は綺麗で、かつ重厚な雰囲気でした。中央が吹き抜けとなっており、開放感を感じつつも落ち着いた空気が漂っていました。個人的には、閲覧席の椅子の座り心地がとても良いと感じました。
 平成27 年に建てられた深草キャンパスの図書館(和顔館)は、地上階がとても明るく開放的な造りになっており、様々なブースで書籍が紹介されていました。個人学習ブースやテラス席が用意されていて、利用者の幅広いニーズに対応できるようになっていました。地下階は対照的に落ち着いた色調で、地上から吹き抜けている区画がコントラストになっていました。
 これらの個性的な図書館と比較すると、私が普段利用している瀬田図書館は際立った特徴はありませんが、全体的に明るい雰囲気で、閲覧席も十分に提供されています。自然科学系の書籍は最近出版されたものも多数納入されていて、とても充実しています。談話可能なナレッジスクエア(コロナ禍のため制限あり)やグループワークルームもあり、瀬田図書館も負けていないな、と改めて思いました。
 このように、3 キャンパスそれぞれに素晴らしい図書館があり、それら全てを利用できる本学在学生はとても恵まれていると思います。とはいえ、瀬田キャンパス在学生の多くは大宮や深草図書館に訪れる機会がなく、深草や大宮図書館を利用している学生も、瀬田図書館には一度も訪れずに卒業する人が多いのかも知れません。しかし訪れてみると、そこには思いがけない本との出会いや、有意義な体験があるはずです。瀬田キャンパスには、明治時代に大宮キャンパスの図書館として利用されていた樹心館もあります。往年の大宮図書館を想起しつつ、自然あふれる瀬田キャンパスでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

TOPICS

 図書館では毎年、「図書館利用者アンケート」を実施しています。
 お寄せいただいた貴重なご意見をふまえ、以下のとおり図書館利用環境の改善を行いましたのでご報告します。
 なお、2021 年度図書館利用者アンケート結果に基づく利用環境改善についても充電器の新規貸出や図書館Web サイトの見直しなど引き続き検討を続けてまいります。

主な改善事項

要望1: 開館時間を延長して欲しい。日曜も開館して欲しい。1 限目始業前に開館して欲しい。

→ 2021 年度及び2022 年度において試行的に開館時間延長や休日開館を実施しました。1 限目始業時間(9:15)の全学統一に伴い、本学の全ての図書館が授業開始15 分前より開館することとなりました。直近のアンケート結果や利用状況もふまえ、2023 年度以降の開館時間について検討してまいります。

要望2: 電子サービスをもっとわかりやすくして欲しい。

→ 対面型かつ自由参加型の図書館利用者講習会(図書館探検型ツアーと情報検索講習会)を毎年複数回実施しています。
  また、図書館Web サイトにて、電子ブックや電子ジャーナル、各種データベースの利用方法について学べる“オリエンテーション動画” を公開中です。図書館の各種講習会やイベント、開館情報等は、図書館公式Twitterでもお知らせしております。各種情報を入手して情報検索能力のアップにつなげていただければ幸いです。
  なお、ご利用上の不明な点は各館カウンターにて遠慮なくお尋ねください。